格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★TUF12フィナーレ&Strikeforce展望

12/4(日本時間5日)に、TUF12決勝大会と、Strikeforceの年内最後の本戦イベントが同日にバッティング。TVの中継時間も(開始に1時間のずれはあるが)重なってしまっている。来年、UFCはWECを吸収した分イベント数が増える(WECは平日開催がほとんどだった)し、SFも本戦を10回開催するとのことなので、こういうバッティングは増えそう。
TUF12はライト級で実施。恒例のTUF決勝のほか、ステファン・ボナーvsイゴール・ポクライェク、ケンドール・グローヴvsデミアン・マイア、ジョニー・ヘンドリクスvsリック・ストーリーがメインカードに組まれている。
来週のUFC124ではGSPvsコスチェックのコーチ対決が実現。WOWOWでのTUF12の放送は来月からだが、kamipro Moveの「This week MMA」によると、TUF12は盛り上がっている模様。
Strikeforceはメインカードで欠場が相次いだ。目玉の元NFL48歳ハーシャル・ウォーカーが欠場。アントニオ・”ペザォン”・シウバの相手だったオーフレイム兄も欠場。やや弱めのカードに。
メインはダンヘンvsババル。10年前のリングス第1回KOK決勝のカードが再び実現。その後、二人ともUFCに参戦し、タイトルに絡んだ(ダンヘンはPRIDEでウェルター級(83kg)、ババルはStrikeforceでライトヘビー級王者にもなっている)。二人とも、負けてUFCからリリースされたわけではない選手。ダンヘンはビスピンをKOし、契約でもめてUFC離脱。ババルはアナコンダチョークで一本勝ちしたが、レフェリーが止めても離さなかったためクビ。10年後の今でも非UFC系ではトップ10に入る選手同士。
この試合は、ハファエル・フェイジャオンのライトヘビー級王座へのトップコンテンダーを決める戦いとなる。この二人にムサシやモーも絡んでくると、SFライトヘビー級も盛り上がってきそう。
TUF12フィナーレはオフィシャルでネットPPV実施。料金は9.99ドル。パンクラスと同日のため、実況は出来ません。