格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★戦極 Soul of Fight予想と展望

Bodoghttps://sports.bodog.com/sports-betting/mixed-martial-arts.jsp)のオッズとともに、主要な試合の展望を。

▼第1試合 ライト級 SRCジャケットルール 5分1R
山田崇太郎(Brave/SRC育成選手)
VS
キム・イサク(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技

▼第2試合 59kg契約 SRCジャケットルール 5分1R
清水清隆(SKアブソリュート/第2代フライ級キング・オブ・パンクラシスト
VS
杉田一朗(心温塾)

▼第3試合 ライト級 SRCジャケットルール 5分1R
坂口征夫坂口道場一族)
VS
ジョン・ジンソク(韓国/CMA KOREA/Wolf Max)

道着マッチだが、必ずしも柔道着ではなく、山田はパンクラチオンの道着らしい。当然、道着をつかった絞め等も認められる?
ルールはこちらを参考。
戦極Soul of Fight】ルール
http://togetter.com/li/83630
DREAMの「IGF特別ルール」もそうだけど、ルールをちゃんとオフィシャルサイトで公開して欲しい。主催者が「格闘技サイトを探してください」って……。
一番見たいのは投げなんだが、エリート柔道家がいないのであまり見られないかも。吉田道場勢がいたら面白かったのだが。
パンクラス王者が4人も出場するイベントで、先陣を切るのがフライ級王者の清水清隆。清水のバックボーンはサンボ。相手の杉田は空手のようだが、総合の試合で空手家が道着を着るメリットはないような。
着衣ルールの試合に関しては、どんな試合になるかが楽しみ。

▼第16試合 SRC16 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010準決勝 5分2R
1.59 井上学U.W.F.スネークピットジャパン/初代同級キング・オブ・パンクラシスト
VS
2.40 清水俊一(総合格闘技宇留野道場/チームZST

▼第17試合 SRC16 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010準決勝 5分2R
1.34 田村彰敏総合格闘技津田沼道場/第6代修斗世界ライト級王者)
VS
3.30 中原太陽(和術慧舟會GODS)

SRC15での準々決勝はかなり盛り上がったバンタム級ASIAトーナメント。勝ち上がったのは全員シード選手。ひたすら動き回って攻めた清水に対し、井上はしっかりと固めての勝利。相性的には井上優位か。井上判定勝ち。
久々の復帰戦だった中原は、石渡にダウンを奪われながらも、膝十字を決めかけて微妙な判定で勝ち上がり。対する田村も、SRC初参戦で固くなったか、はるかに格下のはずの佐藤将光にスプリットの判定勝ち。今回は動きが良くなっていると見て、田村KO勝ち。

▼第18試合 SRC16 SRCヘビー級ワンマッチ 5分3R
2.75 中尾“KISS”芳広(TEAM TACKLER)
VS
1.47 デイブ・ハーマン(アメリカ/Team Peewee’s Playhouse)

Bellatorでも勝っているハーマンの評価が上で、中尾がアンダードッグ。でも中尾は割りと強いと思う。テイクダウンから固めて中尾判定勝ち。

▼第19試合 SRC16 SRCミドル級ワンマッチ 5分3R
4.00 佐々木有生GRABAKA
VS
1.20 マメッド・ハリドヴ(チェチェン共和国/ポーランド/TEAM KSW)

ハリドヴの実力がつかめない。vsサンチアゴIでの下からのパンチでKOというのは出木杉。しかし2戦目でも、あわやのシーンはなかったが判定までは持ち込んだ。そして前戦は地元ポーランドでの桜井隆多戦は、ホームタウンデジジョンでドローだったが、明らかに負けていた試合。この試合でハリドヴの実力が測れるか。
対する佐々木は現在4連敗中。ハリドヴはどちらかと言えばストライカーなので、テイクダウンして攻めたいが、サンチアゴもあまりテイクダウンできなかったので難しいか。
ハリドヴKO勝ち。

▼第20試合 SRC16 SRCライト級ワンマッチ 5分3R
1.71 横田一則GRABAKA
VS
2.10 ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/チーム朝青龍

なかなか厄介な選手だと思うナラントンガラグ。極めがある選手ならあっさり関節技で一本を取れるかもしれないが、横田の一本勝ちはDEEPでの当日のカード変更でオープニングマッチに出る予定だった選手に腕十字で勝った試合だけ。腰が重いナラントンガラグを固めきるのも難しい。真っ向から打撃勝負で上回れるかどうか。
大差はつけられないまでも、ヒット&アウェイで横田が判定勝ち。

▼第21試合 SRC16 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010決勝戦 5分3R
1.67 中村K太郎和術慧舟會東京本部/ADCC2009世界4位)
VS
2.20 Yasubei榎本(Enomoto Dojo

SRC出場以来、ほぼスタンドだけで勝ってきているYasubei。当初はグラップラーとして紹介されたが、グラウンドのレベルはいまだ不明。しかし戦い方を見ているとグラウンドより打撃に自信があるようだし、それほどレベルは高くないかもしれない。K太郎はテイクダウンさえとれたら極められるのでは。テイクダウン耐性も、ここまでテイクダウンの強い相手とやっていないので未知数。序盤にK太郎がテイクダウンできたらわりと一方的になると思う。
K太郎がチョークで一本。

▼第22試合 SRC16 SRC VS DREAM 交流戦 ライト級ワンマッチ 5分3R
1.20 真騎士(SRC育成選手)
VS
4.00 パーキー(韓国/CMA KOREA)

底が見えないもの同士の対戦。しかし、パーキーは兵役中らしくて満足な練習ができていないという話も。
http://togetter.com/li/83862
「テイクダウンを狙って」というけど、真騎士からテイクダウンを奪うのは打撃でKOするより難しいのでは。真騎士KO勝ち。

▼第23試合 SRC16 SRC VS DREAM 交流戦 ウェルター級ワンマッチ 5分3R
2.85 奥野“轟天”泰輔(CAVE)
VS
1.44 長南 亮(Team M.A.D)

これも注目カード。スタンドでの殴り合いに期待。しかし打撃だと長南か。
長南判定勝ち。

▼第24試合 SRC16 SRC VS DREAM 交流戦 SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
1.67 金原正徳パラエストラ八王子/チームZST
VS
2.20 前田吉朗パンクラス稲垣組)

個人的メイン。しかし65.7kgのフェザー級契約か。吉朗は本来バンタムがベストなので、ちょっと体格差があるかもしれない。SRCでは今年38秒しか試合をしていない前王者の金原。前回は対戦相手の直前の欠場でカード自体がなくなってしまった。
とにかく動き回る試合になりそう。しかし、前田は最近ちょっと打撃が荒い気がする。勢いがあってアグレッシブなのはいいのだが。打ち合いの中で金原のパンチが入り、ダウンを奪ってパウンドでKO。

▼第25試合 スペシャルマッチ 53.5kg契約 SRCレディースルール 5分3R
1.04 藤井 惠(AACC)
VS
13.50 藤野恵実(和術慧舟會GODS)

オッズほどの差はないと思うが、北米の認知度では仕方がないか。フジメグ優位なのは事実だし。フジメグ一本勝ち。

▼第26試合 スペシャルマッチ 70kg契約 戦極キックボクシングルール 3分3R
1.17 ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/K-1 WORLD MAX世界トーナメント2004・2006優勝/S-cup2010優勝)
VS
4.75 中島弘貴バンゲリングベイ・スピリット/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント準優勝)

立ち技で唯一のメインカード。何かを起こしてくれそうな中島の大番狂わせに期待。でもあしらわれてしまいそうな気がする。

▼セミファイナル(第27試合) SRC16 SRCミドル級ワンマッチ 5分3R
1.16 三崎和雄(フリー)
VS
9.00

今回、SRCで唯一初参戦選手となるシール。戦績的にも微妙で、つまりは三崎の顔見せマッチ。前回がケガを押しての激闘だったので、楽な試合でも仕方がないところ。しかしそのカードでもセミに組むあたり、SRCの三崎への高評価が伺える。
シールを知らないので予想が立てにくいが、三崎が星を落とすことはないと思う。

▼メインイベント(第28試合) SRC16 SRCフェザー級チャンピオンシップ 5分5R
1.54 マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/王者)
VS
2.55 日沖 発(ALIVE/第9代修斗世界ライト級王者/挑戦者)

SRCが組める珠玉の一戦。そして、歴史上初めての修斗パンクラスの現役王者対決。
ポイントは打撃。打撃ではサンドロが上と予想。日沖は組んでのテイクダウン狙い。しかし、テイクダウンできても、一本・KOは無理だろう。そうなると、5Rの長丁場で、だんだんサンドロの攻撃によってダメージを蓄積していき、仕留められてしまうと思う。サンドロKO勝ち。
もし打撃で互角近く渡り合えるようなら日沖ペースになる。
明日午前11時より、SAMURAI&PPV実況します。途中食事で抜けるかもしれませんが。