メインはサンドロのスタミナ切れがターニングポイントだった。ここ3試合ほど1R秒殺KOが続いて、倒そうという意識が強すぎたのか、ちょっとパンチが大振りすぎた。日沖もさすがに5R目は疲れもあったと思うが、最後まで一本を取ろうとする姿勢は凄い。そして最後までタップしないサンドロの根性も。
中尾vsハーマンみたいなどーしよーもない試合もあったけど、幸い試合数が多すぎてどうでもいいものは忘却してしまっているので、いい試合しか覚えていない。交流戦はどれも緊張感があり、衝撃の結末もあり、大成功だったと思う。それでいてメインはちゃんとSRCのタイトルマッチで盛り上げた。イベント開始前にプランを立てても、だいたいは計算通りには行かないものだけど、今回はほとんどが事前の予想を上回る内容の試合になったのでは。
28試合は……どうだろう。終わってみると第1部の試合数はやっぱり多すぎた。藤原あらしや神村エリカなど、初見の人にもインパクトを与える試合があったので、無駄ではなかったが、来年もやるなら試合数は減らした方がいい。あと道衣ルールはちゃんと考えた方がいい。空手家やテコンドーの選手に道衣を着させても意味がない。
ベストバウトはメイン。次点で前田vs金原。
