郷野に勝ったハーディvs吉田善行に勝ったジョンソン。ハーディはGSPのタイトルに挑戦して完敗した後、地元でカーロス・コンディットにKO負けして現在2連敗。レスリングベースのジョンソンは、前回は2009年11月にジョシュ・コスチェックにチョークで一本負け。1年4ヶ月ぶりの試合となる。
1分ほど牽制していた両者だが、ジョンソンの左ハイがヒットしてハーディダウン！ガードの上からだったが効かされてしまった。追い打ちに行くジョンソンだが、なんとか立ち上がるハーディ。しかしシングルレッグでテイクダウンを奪うジョンソン。ハーディはハイガードでディフェンス。ジョンソンは構わずパウンドを打っていく。十字を狙ったハーディだが、腕を抜いたジョンソンはパスガードへ。すると今度はハーフからハーディがキムラ。これも抜けた。ハーフ。潜るハーディ。しかしジョンソンに潰されてガードに戻す。ホーン。1Rはジョンソン。
ジョンソンがダブルレッグでテイクダウン。パウンド。ハーディはガードからキムラを狙うが、体勢が厳しい。左腕一本で耐えているジョンソン。外した。ジョンソンパウンド。身動きが取れないハーディ。ガードに戻す。しかしジョンソンのパウンドは耐えるだけで精一杯。ブレイク。すぐにタックルに行くジョンソン。一旦堪えたハーディだが、シングルレッグでテイクダウンされる。2R終了。
一か八かタックルに行ったハーディだが、切られて逆にテイクダウンされる。ガードからまたキムラ。極まらず。バックに回るジョンソン。クラッチを離してパンチを入れる。離れたが、すぐにタックルでテイクダウン。完全なマウント。ハーディ亀に。残り2分。四の字ロックで固定されている。仰向けからまたマウント。肩固め！掛かりは浅いか。袈裟固めへ。Vクロスアームロック。一瞬タップしたかと思ったが、外れた。袈裟のままパウンドを落とすジョンソン。タイムアップ。
3者フルマークでジョンソン勝利。
タイトル挑戦もしたハーディをフィジカルとレスリングで圧倒したジョンソン。ハーディはちょっとテイクダウン取られすぎだったのと、下からのリカバリーもなかったのがいただけない。これで3連敗。1敗目はタイトルマッチなので、まだギリギリリリースはされないかもしれないが、いずれにしてもスタンドレスリングを強化しないと今後は厳しい。
