オフィシャルより。
http://www.ufc.com/news/ufc-133-fight-card-updates
当初はジョン・ジョーンズとのライトヘビー級タイトルマッチが予定されていたが、ジョーンズの負傷によりフィル・デイビスとのノンタイトル戦に変更。
エヴァンスは元々、ショーグンとタイトルマッチで対戦する予定が、ショーグンのケガの回復が遅れたため、約10ヶ月近く試合が組まれなかった。そして対戦の1ヶ月前に今度は自らが負傷し、タイトルマッチは同門のジョーンズにさらわれてしまう。その結果、ジョーンズとの同門対決が組まれることになり、エヴァンスは師匠グレッグ・ジャクソンへの不信感もあってジムを離れることに。
そこまでしてようやくたどり着いたタイトルマッチだったのに、相手のケガで流れてしまうとは。去年は「ショーグンがケガで試合できないのだから、他の相手と戦うべきだ」とダナからも言われていたのに拒否していたエヴァンスだったが、さすがに1年以上のブランクが開いていきなりジョン・ジョーンズとやるよりは、合間に一戦を挟むことを選択したか。
相手はライトヘビー級トップ選手で唯一無敗のフィル・デイビス。ライトヘビー級でもトップクラスのレスリングエリートで、いずれタイトルを獲る選手であると見られているが、前回のホジェリオ戦では、打撃の甘さやキャリア不足を露呈し、勝ったものの評価を下げていた。今回の試合は事実上挑戦者決定戦になるが、ホジェリオ戦を見る限りはデイビスにはちょっと早すぎるチャンスだと思う。エヴァンスにとっては今後間違いなく強豪になるデイビスと戦うなら今のうちの方がいいという考えもあったのかもしれない。
UFC133ラインナップ
ラシャド・エヴァンスvsフィル・デイビス
ヴィトー・ベウフォートvs秋山成勲
リッチ・フランクリンvsアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
ホルヘ・リベラvsアレッシオ・サカラ
マイケル・マクドナルドvsニック・ペイス
ブライアン・エバーソールvsデニス・ホールマン
福田力vsハファエル・ナタル ※Not officially announced
