カードはこちら。
＜UFC世界ウェルター級選手権試合／5分5R＞
［王者］ジョルジュ・サンピエール（カナダ）
［挑戦者］ジェイク・シールズ（米国）
＜UFC世界フェザー級選手権試合／5分5R＞
［王者］ジョゼ・アルド（ブラジル）
［挑戦者］マーク・ホーミニック（カナダ）
＜ライトヘビー級／5分3R＞
ジェイソン・ブリッツ（米国）
ウラジミール・マティシェンコ（ベラルーシ）
＜ライトヘビー級／5分3R＞
ランディー・クートゥアー（米国）
リョート・マチダ（ブラジル）
＜ライト級／5分3R＞
マーク・ボセック（米国）
ベン・ヘンダーソン（米国）
＜ウェルター級／5分3R＞
ジェイク・エレンバーガー（米国）
シェーン・ピアソン（カナダ）
＜ウェルター級／5分3R＞
クロード・パトリック（カナダ）
ダニエル・ロバーツ（米国）
＜ミドル級／5分3R＞
ジェイソン・マクドナルド（カナダ）
ライアン・ジャンセン（米国）
＜ライト級／5分3R＞
カイル・ワトソン（米国）
ジョン・マクデッシ（カナダ）
＜フェザー級／5分3R＞
イーブス・ジャボウィン（カナダ）
パブロ・ガーザ（米国）
今回、ついに全試合ライブ観戦が可能に。メイン5試合はPPV、ネイト・ディアスvsローリー・マクドナルド、エレンバーガーvsピアソンはufc.tvでの無料中継、他の前座はFacebookで無料中継。WECとの合併や、日本人選手の参戦で、前座にも注目カードが増えてきたので、これは嬉しい。毎回こうなってくれるといいのだが。
メインはGSPvsシールズ。シールズは菊地昭に修斗で敗れてから6年半負けなし。しかも1階級上のミドルで結果を出している。UFC初戦では減量の失敗でマーティン・カンプマン相手に苦戦したが、今回は減量も上手く行ったようだし、持てる力を出し切れるだろう。
しかしそれでもGSPの壁は厚い。トータルでどこにも穴が無い。シールズは勝つとしたらグラウンドで上になることが絶対条件。得意のテイクダウンがGSPに通用するかどうかが鍵になる。
セミはUFC初登場のフェザー級絶対王者ジョゼ・アルドがマーク・ホーミニックを迎え撃つ。ホーミニックは現在WEC・UFC4連勝中だが、トップ選手との対戦はまだなく、地元ということでの抜擢。アルドに挑むのは厳しいか。アルドがどれだけの強さを見せるかに期待。すでに4年以上前のことになるが、ホーミニックは日沖とも2度対戦しているので、日沖とアルドの比較という見方でも楽しめる。
連敗中のLYOTOはクートゥアと。6月に48歳（！）になるクートゥアは現在3連勝中だが、最近2戦の相手は勝って当然のコールマンとジェームス・トニー。さすがにトップの一角LYOTOはきついか。引退の表明もしている親父クートゥアの意地にも期待したい。
ライト級はWECの前王者ベンヘンが登場。相手のマーク・ボセックはカナダ人初の柔術黒帯で、昨年3月のUFC111では、ジム・ミラーとほぼ互角の内容だった。最近5戦では、ミラー戦を除き全て一本勝ち。ベンヘンも楽に勝てるレベルの相手ではない。
PPV前の前座は全てカナダvsアメリカの対抗戦。大会場だし、地元カナダの観客に配慮したか。一部、カナダご当地選手（本来出るレベルではないが、地元選手と言うことで出場している）がいるが、ほとんどは通常のUFCレギュラー。
ウェルター級のネイトvsローリーは好カード。マイケル・マクドナルドが来るまでUFC最年少だった21歳のローリーは、昨年6月のカナダ大会でカーロス・コンディットに総合初黒星を喫したが、非常に活きのいいファイター。相手のネイトも、最近シーザー勢の調子がいいために期待できる。
Facebook中継で注目はバンタム級戦・アイヴァン・メンジヴァーvsチャーリー・バレンシア。メンジヴァーはパンクラス・HERO'Sに参戦し、所英雄にも勝ったことがある。しかし最近までけっこう長いブランクがあり、WECデビュー戦ではブラッド・ピケットに判定負け。プロレスラーでもあり、試合では豪快なジャーマンを決めたこともある選手。相手のバレンシアは、前田吉朗がWECデビュー戦でKO勝ちした選手だが、それ以外はトーレス、ボウルズ、クルーズの歴代王者にしか負けておらず、田村彰俊にも勝っている。メンジヴァーが全盛期の実力を取り戻していれば面白い試合になる。
今回からPPV開始時間が1時間早まったため、日本時間だと午前10時から。WOWOWの生中継はPPVカードからになる。Facebook中継（http://www.facebook.com/UFC）は午前7時から、ufc.tvでの中継は午前9時から。
午前7時より速報します。
