格闘技徒然草

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★UFC132:ドミニク・クルーズvsユライア・フェイバー

UFC初のバンタム級タイトルマッチ5分5R。王者クルーズにはブーイングを送る観客。
いつも通り、さかんにスイッチするクルーズ。組み付いたフェイバーがバックに付いてテイクダウンを狙うが、引き剥がすクルーズ。打撃戦。ひたすらステップを踏むクルーズ。前に出たフェイバーのパンチがヒットし尻餅を付いたクルーズだが、ダメージはないか。すぐに立ってまた打撃戦。ローの蹴り合い。前に出たフェイバーに強烈なアッパーを打ち込むクルーズ。金網に詰まったところでフェイバーが組み付くが、倒せずに離れる。組み付いて膝を入れる両者。テイクダウンを狙いに来たクルーズをフェイバーが投げたところでホーン。
1Rは微差。ヒット数ではクルーズかもしれないが、尻餅を付かせたフェイバーに入れるジャッジもいるかも知れない。
2R。クルーズのパンチが立て続けにフェイバーの顔面を捕らえる。フェイバーの左フックもヒット。当たりは浅いか。前に出ていくクルーズ。フェイバーは下がって間合いを取る。クルーズがハイ&ローキック。動くのを止めない。前に出たフェイバーのパンチがヒットし、バランスを崩すクルーズ。しかしすぐに距離を取る。残り30秒でクルーズがテイクダウン成功。10秒で立ち上がるフェイバー。ローからワンツーをヒットさせるクルーズ。ホーン。
2Rも難しいが、終盤のテイクダウンとパンチのヒットでクルーズか。1R同様、逆についてもおかしくはない。Sherdogのジャッジは1Rは三者ともイーブン、2Rは2者クルーズ、1者フェイバー。
3R。打撃戦。クルーズの左アッパーがヒット。前に出たフェイバーにタックルを狙うが、フェイバーはすぐに引き剥がす。タックルで組み付きすぐにバックに回ったフェイバー。そのままテイクダウンするが、クルーズは回転して上を取り返す。すぐに立ち上がって離れるフェイバー。終盤、タックルに来たクルーズを受け止めたファイバー。ホーン。
このラウンドはクルーズ。相変わらず大差ではないが、このラウンドは割れなさそう。
4R。ジャブを繰り出していくフェイバーだが、クルーズの右がヒット。フェイバーの右フックがヒットし、また尻餅をつくクルーズ。すぐに立ち上がる。タックルに来たクルーズだが、フェイバーは引き剥がす。ワンツーからボディに膝を入れるクルーズ。動きは落ちない。対するフェイバーはやや手数が減っている。クルーズのタックルを切るフェイバー。残り20秒でタックルに入ったクルーズだが、フェイバーは受け止めると膝。さらに縦ヒジを狙う。ホーン。
序盤のダウン(というかバランスを崩しただけか)以外はクルーズ優勢なので、このラウンドもクルーズか。
クルーズの飛び膝がヒット。さらにタックル。テイクダウンしてバックに付く。フェイバーは立ち上がり向き直ると引き剥がす。前に出たクルーズのタックルにギロチンを狙うフェイバー。前回一本をとったギロチンだが、クルーズはすぐに抜く。タックルでテイクダウンを奪ったクルーズだが、すぐに脱出して立ち上がるフェイバー。しかしまたタックル。残り1分。クルーズが連続で投げるが、倒された瞬間にもう立ち上がっているフェイバー。残り時間わずか、出て行かないフェイバー。クルーズのタックルを切るとホーンが鳴る。両者勝利をアピール。
微妙なラウンドが多くポイントは読めないが、終盤3Rはクルーズでは。Sherdogのジャッジは3,5Rが三者クルーズ、4Rは2者イーブン、1者クルーズ。
50-45、49-46、48-47のユナニマスでクルーズ王座防衛。結局ジャッジが割れたのは1,2Rのみか?