格闘技徒然草

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★UFC136:ヂャン・ティエカンvsダレン・エルキンス

画像が乱れる。
フェザー級。小見川に微妙ながら判定勝ちした“ザ・ダメージ”エルキンスvs唯一のチャイニーズファイター・ティエカン。13勝中、一本勝ちが10回。KO勝ちが3回で、判定勝利はない。WECでダニー・ドゥーンズに唯一の敗戦を喫した試合が、唯一の判定試合でもある。意外とティエカンにも声援がある。
タックルに入ったエルキンスを得意のギロチンに捕らえる!しかし、上を取って首を抜いたエルキンスはパウンド。ティエカンを立たせないようにパウンドを落としながらパスを狙っていく。ハーフ。ハーフから羽根折り固め。抜けた。プレッシャーが強いのか、ティエカンは全く逃げられない。エルキンスがパスしてマウントに。バックマウント。仰向けになりチョークを狙う。必死にガードするティエカン。ギリギリの所でディフェンスしている。後ろから殴って削っていくエルキンス。ホーン。1Rはエルキンス。ティエカン、最初のギロチンだけは良かったが、その後はパワーの違いがはっきり出ている。
タックルにまたギロチンを合わせたティエカンだが、これは読まれていた。抜かれてまた下に。またバックを取られる。後ろから殴られるままのティエカン。脱出できない。なんとか立ち上がってスタンドへ。エルキンスのタックルにまたギロチン。読まれているので決まらずにテイクダウンを奪われるだけ。下になったら抜け出せないのだから、いくら得意でもギロチンは避けるべき。カウンターのギロチンくらいしか勝機がないのかもしれないが……。上からパウンドを落としていたエルキンス。ブリッジで一度ポジションを返したティエカンだが、また上を取り返される。上から肩パンチを落とすエルキンス。ブリッジするが抜け出せないティエカン。そのままプレスされ続けて2R終了。
エルキンスのタックルに、懲りずにギロチンを仕掛けるティエカン。しかし今度は結構タイトに入っていて場内沸く。が、結局抜かれて下に。ガードのティエカンに強烈なパウンドを落とすエルキンス。パスしてマウント。ティエカンはハーフに戻すのが精一杯。サイドを奪われると亀になる。四の字ロックに捉えたエルキンス。またチョーク狙い。後ろから殴る。チョークをディフェンスしつつ、パンチを耐えるしかないティエカン。時間が過ぎていき、タイムアップ。
30-27☓2、30-26のユナニマスでエルキンス勝利。
ワンパターンのギロチンしかなかったティエカン。かなり惜しい場面もあったが、ギロチンだけでは読まれてしまう。体が細いし、バンタムまで落としたほうがいいのでは。ライトから落としてきたエルキンスとはパワーが違いすぎた。