格闘技徒然草

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★UFC141:総評

メインはどちらが勝つにしても一方的になるかと思ったが、予想以上に一方的だった。アリスターはタックル対策の構えだったが、一度シングルレッグを仕掛けられただけで、まったく危なげなし。圧勝だったが、JDS戦に向けて、あまり参考にならない試合だった。
レスナーはパンチを警戒していたのかもしれないが、ボディへの膝で勝負がついた。もっとタックルを仕掛けていくかと思ったが、じっくり見たのが裏目に出たか。引退は残念だが、もう一度王者にもなっているし、気持ちが続かなかったか。アリスター戦という最大のビッグマッチに出てきてくれたことに感謝したい。
セミはネイトがセラーニに圧勝。けっこう打撃をもらう場面もあったが、そこからリカバリの早さも兄貴並み。以前のライト級ではタイトル戦線一歩手前のランクだったし、ウェルターでは中堅レベルだったが、またライトに戻ってきて化けたかもしれない。兄貴に比べるとパンチの重さがないので、一発がある相手だと逆転される心配もあるが。
ベストバウトはネイトvsセラーニ。