格闘技徒然草

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★UFC142:エジソン・バルボーザvsテリー・エティム

ライト級。8試合中、7試合がアメリカ以外での試合というエティム。うち5試合がご当地イギリスでの試合。今回はアウェイ。15勝中12勝が一本勝ちのグラップラーで、ルタ・リーブリ茶帯。対するバルボーザは9戦全勝・UFC3戦3勝のストライカー。デビュー戦はローキックで相手の足を破壊してKO勝ちしたが、その後は打撃戦でも手こずる相手との試合が続いている。
パンチで出ていくエティム。パンチをヒットさせてテイクダウンへ。しかしすぐに立って離れるバルボーザ。エティムダブルレッグ。一瞬倒したが、バルボーザは巴投げで返して離れる。強烈なロー。インロー・アウトローをエティムの左足に入れる。パンチで出てくるエティム。バルボーザのハイ。エティムがタックルに入るが、金網で堪えて脱出される。エティムのパンチをヘッドスリップでかわすバルボーザ。バルボーザがバックスピンキックをボディに入れた所でホーン。
1R、ともに明確な攻勢はなし。ややバルボーザか。エティムがテイクダウンを奪う場面もあったが、すぐに立たれている。打撃ではバルボーザだが、エティムもけっこうパンチで打ち合えている。バルボーザはエティムのタックルを警戒しているのか、やや手数が少ない。
2R。強烈な右アウトローを連打するバルボーザ。ギアが上がってきた。エティムはローをカットできていない。パンチから右ロー。エティムのタックルは切られる。ローが何発も入る。エティムのパンチもヒットしない。エティムがタックルに入りテイクダウン。しかしすぐに立ち上がって抜けた。右ローが出なくなったバルボーザ。膝でカットされた際に痛めたか?左ミドル。ホーン。2Rは手数でもバルボーザ。
バルボーザのローで足が流れるエティム。パンチでは五分のエティムだが、蹴りがある分、バルボーザが優勢。バックスピンハイキックが顔面を捉えてエティム失神!!!
まるでカンフー映画のような蹴りで完全KO。ピーター・グラハムバダ・ハリをKOした時のローリングサンダーのような、鮮やか過ぎるKO勝ち。