格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★3・10修斗後楽園大会感想

SAMURAIニアライブ視聴。
矢地祐介 vs. 大澤茂樹
解説の弘中によると、大澤は計量が終わった後に酒を飲んでいたとのこと。まあ翌日まで残るほどは飲んでないだろうが…。
1R、大澤がテイクダウンして漬ける展開。そのまま漬け切って1R終了。しかし2Rは矢地の打撃の前に間合いに入ることができない。中盤、蹴りをキャッチした大澤。矢地は残った足で顔面に蹴りをヒットさせるがあ、そのままテイクダウンされ下に。インサイドガードから大澤漬け。上にはなっているが、攻撃の手数が少ない。弘中「大澤は練習してない割にはスタミナが切れないですね」
3R。スタンドで両者半荒れた間合いでのフェイントを多用。矢地はタックルを警戒して打っていけないか。大澤も矢地の打撃を警戒して間合いに入れない。矢地のパンチがヒットするがガードの上。右フックがヒットし大澤ダウン!すぐに起き上がった大澤はタックルへ。がぶる矢地。倒せず立つ。タックルからバックに回ってジャーマンを放つ大澤だが、特にダメージを与えることなく立たれる。タイムアップ。
判定矢地。三者29-28。3Rが10-8だったということはなさそうなので、2Rも矢地のラウンドか。大澤は上になっても抑えこむしかない。前半はそれで良くても、終盤スタミナ切れでひっくり返されてしまう。最後まで塩漬けしたければ、もっとスタミナを付ける必要がある。
越智晴雄 vs. 清水清
距離を取ってのパンチの打ち合い。越智が踏み込んでワンツーを放つと清水がタックルを合わせるが、これは切られる。越智の鋭いフックをバックステップでかわす清水。タックルを仕掛けるが全て止められる。しかしコーナーに押し込んで膝を入れる。お互いのフックが相打ち。ゴング。
越智のプレッシャーが強い。清水は一度はテイクダウンを取っておきたいが。
また越智のパンチにタックルを合わせる清水。止められるがロープに押し込んで膝。離れた。またタックルに入るが、越智の勢いに押されて下に。越智がパウンドを落とすとすぐに蹴り離して立つ。越智のパンチにタックル→がぶられるという展開が続く。
清水のタックルは下がった状態からのものだけで、全部止められている。
コーナーに追い詰めてタックルに入る清水だがこれも止められた。越智はボディフックから膝を入れる。清水はタックルを止められ押し込み。膝を入れるがブレイク。残り10秒で初めてテイクダウン成功。しかしタイムアップ。
勝者越智。29-28、30-29、29-29の2-0で越智勝利。3Rは越智かなと思ったが、清水が取ったラウンドはどこ?押し込んでの膝が評価されていたのか。3Rの時点で清水は勝ってないから攻めないと、と思っていたが、ポイントを見るかぎり2R終了までは1-0で清水リードだったのか。タックルが全部読まれていたのでもっと工夫が必要だった。
田村彰敏 vs. 星野勇二
1Rは星野がテイクダウンしハーフで削る。2Rは打撃戦に。蹴りを主体に攻める田村に対し、星野はパンチをヒットさせていく。飛び込んでパンチから前蹴りを放つ星野だが、後方に倒れ下に。星野は下から足をキャッチし、隠し武器の足関に。アキレス。しかし田村が上からパウンド。顔面に入り出血。星野はアキレスをしつこく仕掛けるが外れる。ハーフで押さえ込んでコツコツパンチを入れていく田村。星野がようやく抜けて上に。残り1分。お返しのコツコツパンチ連打。ヒューズポジを狙うが失敗。そのままタイムアップ。
判定星野。30-28、30-28、30-27の3-0で星野。んー、3Rは良くてもイーブンでは?30-27は疑問。ジャッジほどの差はなかった。
BJ vs. ジョ・ナンジン
ナンジンが計量をクリアできず、56.6kg契約に。
コーナーに押し込んだナンジンにギロチン。BJはギロチンへ。かなり深く入っていたがナンジン耐えた。そのままモモカンを入れ続けるナンジン。BJ、ギロチンに首を抱えたまま堪えるのみ。ブレイク。BJがタックルで抱え上げてテイクダウン。しいかし下からすごい勢いで蹴り上げるナンジン。さらに腕十字を狙いつつ鉄槌連打。フットチョークも狙う。ゴング。
1Rはナンジンか。意外に出来る。
組み付くとすぐにコーナーに押しこむナンジン。そしてパンチや膝を入れていく。BJが顔面に膝を入れるが、ナンジンはカモン!と叫んで挑発。膝の打ち合い。ブレイク。打撃戦でも手数ではナンジン。積極的に手を出していく。BJはちょっと見過ぎ。組むとまた押しこむナンジン。BJ、ダブルアンダーフックで組むが、それでも押し込まれている。膝を入れ返すBJ。ゴング。
計量失敗のナンジン、ちょっと息が上がってきているが、まだナンジンペース。
ローをキャッチしたナンジンが反り投げで上に。下からカンヌキで腕を固めるが、ナンジンは笑って抜く。そしてパウンド。立ち上がるBJだがテイクダウンされる。BJはギロチンに行くが入りが浅い。抜けた。ナンジンパウンド。そして鉄槌。BJ、為す術なし。立ち上がろうとするとナンジンはバックを狙う。おんぶからチョーク狙い。BJ、ようやく正対したがもう15秒しかない。タイムアップ。
29-29ドロー、30-28ナンジン、29-28ナンジン。2-0でナンジン。BJが取ったラウンドはどれ?1Rのギロチンくらいしか見せ場がなかったが。
6勝3敗で全くノーマークの21歳が普通にBJを破ってしまった。計量失敗はいただけないが、韓国人ファイターのレベル恐るべし。
正城ユウキ vs. 猿丸ジュンジ
スタンドのみの展開。ほぼパンチのみの猿丸に対し、パンチから右ローを入れていく正城。先に手を出していく正城。猿丸も打ち返す。お互い組みに行く気は全くない。猿丸のパンチが正城の顔面を捕らえる。2R終盤に正城が初めてタックル。しかし猿丸が受け止める。
最終ラウンド。接近戦での打ち合い。お互いのパンチが顔面を捕らえる。お互い手数が衰えない。前に出ていく正城。猿丸の右でバランスを崩しかけた正城だが、タックルでごまかす。ややパンチのスピードが落ちた正城だが手は出し続ける。タックルに。切った猿丸だが、追いかけてさらにダブルレッグへ。外掛けテイクダウンでマウント!パウンドの雨を降らせる正城。ドンムーからガードに戻した猿丸だが、なおもパウンド。立ち上がろうとする猿丸にギロチンを狙う。防いでいた猿丸だがゴング。
3Rは確実に正城だが。
勝者猿丸。29-28猿丸、29-29ドロー、29-28猿丸。1,2R猿丸か。
堀口恭司 vs. 徹肌ィ朗
いきなり飛び込んで組み付いてきた肌ィ朗だが、倒せず下に。潜って上を取ろうとするが堀口が離れる。スタンドで堀口のパンチが入りぐらつく肌ィ朗。ふらつきながらもタックルに行くが、引きはがしてパウンド。離れてパンチ。タックルを潰してパウンド。肌ィ朗が動かなくなりレフェリーストップ。
堀口圧勝。どんどん強くなってきている。底が見えない。