ミドル級。元海兵隊将校のスタンは、戦極王者サンチアゴに完勝してインパクトを残したが、次の試合では逆にソネンに完敗。今回が再起戦。対するサカラはUFC55から参戦している大ベテラン。しかしここ3年は怪我で年間1試合のみにとどまっている。今回も約1年ぶりの試合。ATT所属の黒帯柔術家だが、プロボクシングでも8勝1敗の戦績を残しているストライカー。
スタンにブーイング(+ブブゼラ)が飛ぶ。アメリカでは絶対的ベビーフェイスのスタンだが、ローマ生まれのサカラがここではホームなのか。
至近距離での激しいパンチの打ち合い。スタンのパンチが一発いいのが入る。首相撲にとらえて膝連打。仰向けに倒れるサカラ。パウンド連打するが、サカラはガードで凌ぐ。スタンがインサイドから左の肘を顔面に入れる。さらにパウンドをアゴに2発。サカラが急にぐったりしてレフェリーストップ。そんなに強いパウンドではなかったが、相当効いていたか。