ライトヘビー級タイトル3度目の防衛戦。
現地の視聴者予想は6〜7割がJJを支持。WOWOWの視聴者予想では8割がJJ勝利を予想。
お互いが同じポーズで四つん這いオクタゴンイン。エヴァンスはJJがパクったと主張しているが、JJは「YouTubeで見た」と否定。
二人ともクラウチングスタイルで試合開始を待つ。プレッシャーをかけていくジョーンズ。パンチ・前蹴り。エヴァンスが出てくると押さえつけて膝を一発。ジョーンズの右フックをエヴァンスが右で迎撃。しかしダメージはない。ハイキック・サイドキックを放つJJ。エヴァンスが出た所に今度はヒジ。関節蹴り。手数ではJJが圧倒。エヴァンスはまず自分の攻撃が届く距離に入れない。スーパーマンパンチから高速前蹴り2連発。エヴァンスが右ハイからパンチを入れる。ちょっと下がったJJ。ホーン。
1Rは手数でJJ。しかしエヴァンスも一方的に打たれるままではない。
距離を詰めて組みついたJJ。膝を入れ合う。離れた。前蹴りがエヴァンスの顔面をかすめる。バックスピンキックをキャッチしたエヴァンスだが掴めず離れる。エヴァンスも蹴りを入れていく。左のヒジでぐらつくエヴァンス！組み付いて凌ごうとする。離れた。左ヒジ右ヒジ交互に入れる。飛び膝からヒジ！打ち返したエヴァンスにワンツーがヒット。ホーン。
JJペースになってきた。ヒジがガンガン当たっている。
エヴァンスのオーバーハンドの右フックがヒット。後退するJJ。またJJの距離になる。JJ飛び膝。関節蹴り。また飛び膝。遠距離射撃の的になっているエヴァンス。強烈な左ミドル。エヴァンスは右ローを入れていく。タックルに行くが止められる。ホーン。
ややスローペースになった3R。このラウンドもJJ。エヴァンスはKOするしかなくなった。しかしまだ倒せるパンチは持っている。
タックルに行ったエヴァンスだが止められる。膝とヒジを入れるJJ。両者見合いが多くなってきた。JJもプレッシャーはかけるが手が出ない。ガードを下げたりジャンプしたりと挑発はしている。エヴァンスのタックルをキャッチしギロチンをかけるが外す。またヒジ。組んできたエヴァンスを首相撲に捕らえようとしたが外される。JJ、四つに組んで肩パンチでエヴァンスのアゴを突き上げる。終了間際にJJがタックル。エヴァンスが受け止める。ホーン。
エヴァンスは判定で勝てるとは思っていないはず。スピードを上げてきた。JJの右が顔面を撃ちぬく！スーパーマンエルボー。さらに前蹴りで顔面を蹴りあげる。エヴァンス、また手が出なくなった。JJ飛び膝。受け止めて組む。離れた。組むと肩パンチ。残り1分。足払いで倒したJJ。ヒジを落とす。すぐに立ち上がるエヴァンス。時計を見ながら下がるJJ。最後に引き込み。逃げ切り体勢か。タイムアップ。
49-46☓2、50-45の3-0でJJ王座防衛。会場からはブーイングも飛んだ。
お互い攻めを知っているだけに、JJもあと一歩踏み込めなかった感がある。後半は安全策だった。エヴァンスは挑戦者なんだし、特に判定での勝ちがなくなった終盤にはリスクを冒して倒しに行って欲しかった。
