格闘技徒然草

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★UFC148:コンスタチノス・フィリッポウ vs. 福田力 #mmajp #ufc148

ミドル級。
前座オンリーだがUFC3連勝中のフィリッポウ。ボクシング出身で、テイクダウンを凌いでパンチ勝負をする選手。福田にとっては当然テイクダウンできるかどうかが勝敗の分かれ目となる。過去2戦は菊田がセコンドについていたが、今回はずっとAKAでトレーニングしていたこともあってか菊田はセコンドに付かず。今日のセコンドは三崎。入場テーマはパワーホールがズッファから拒否されたとのこと。結局パワーホールがかかったのは日本大会のみということに。パルプフィクションで入場。
ローで牽制する福田。フィリッポウまずは様子見。パンチで出てくると下がって距離を取る福田。シングルに入った福田。金網を使って堪えるフィリッポウ。「頭でしっかり抑えろ」という三崎の指示が飛ぶ。しかしフィリッポウはスタンドキープ。引き剥がすして離れる。若干右目が腫れている福田。パンチで出るフィリッポウ。福田はタックルに入るが止められる。ホーン。1Rはフィリッポウ。
パンチを打ち込んでいく福田。打ち返してきたフィリッポウにカウンターのシングルレッグ。しかし倒せず。金網に押しこむ。クリンチアッパーを狙うが、逆にパンチで引き剥がされる。離れた。福田左ミドル。クリーンヒットの数ではフィリッポウ。しかしフィリッポウ突如スタンドで下がり始める。目を気にしているのか?福田のローがローブローになり中断。ミドルとフィリッポウのフックが相打ちになり、バランスを崩す福田。ホーン。2Rも微差だがフィリッポウ。
3R。タックルに入った福田だがやはり倒せず。厳しくなってきた。フィリッポウも手数が少ない。福田が左ミドルをヒットさせるが、その前にサミングがあり、オーマイガッと叫んで苦しむフィリッポウ。ドクターチェック。再開。ローがまた急所に入るが、気合を入れて続行するフィリッポウ。パンチで出る。福田タックル。フィリッポウギロチン。外した。しかし倒せず離れる。パンチの打ち合いのままタイムアップ。3Rもフィリッポウか。
30-27☓2、29-28でフィリッポウ勝利。どのラウンドも大差ではなかったが、テイクダウンを一度も奪えなかったのではフィリッポウのゲーム。フィジカルが強かった。このランクの選手が相手になると福田は厳しいか。