ライトヘビー級。UFC殿堂入りファイターで、現在のUFC隆盛の基礎を作った悪童ティト・オーティズの引退試合。
相手のグリフィンはまだ34歳だがすっかりレジェンド枠に入ってしまっている。
首などに負傷はあるそうだが、見た目はグッドシェイプに見えるティト。顔つきも気合が入っている。パンチ・蹴りを入れていくグリフィン。ティトは間合いを詰めるとテイクダウン！抑えこむと肘を落とす。金網を使って立とうとするグリフィンだが立たせない。ハーフ。足で浮かせて脱出したグリフィン。スタンド。グリフィンの左がヒット。手数を出していくグリフィン。ティトはガードを固めて出ていく。ティトもハイキック。グリフィンのアッパーヒット。ティトはローシングル。しかし切られた。組みに行ったところを引き剥がされバランスを崩すティト。スタミナ切れか？パンチの打ち合い。ティトタックルに入るが倒せずホーン。1Rはグリフィン。
グリフィンの右がヒットするが、ティトの右がヒットしてグリフィンダウン！すぐに立つがふらついている。ティトがパンチで追い打ち。グリフィンは組み付いて凌ぐ。離れた。グリフィンのジャブがヒット。お互いパンチが顔面を捕らえている。グリフィンの手数が止まらない。ティトはややディフェンシブに。ティトのパンチ1発に対しグリフィンが3発は返す。終盤ティトがタックルに入るが、グリフィンは切って鉄槌。ホーン。
2Rは序盤のダウンがあったがその後の追い上げでグリフィン。
3Rもグリフィンは手数を出していく。パンチが交錯し、ティトの右フックでグリフィン後方にダウン！すぐに立ち上がるが、ティトが組み付いてテイクダウン。インサイドから肘。足を使って距離を作り立とうとするグリフィンだが立たせない。そして肘。グリフィン、下からキムラを狙うが外す。金網を使って立ったグリフィン。膝を入れる。グリフィンがパンチを入れる。ティトも打ち返すがスタミナ切れ。手数に相当差がある。最後の力を振り絞って打ち合い。ホーン。
グリフィン、試合終了直後に判定を効かずオクタゴンを去る。が、ダナ・ホワイト説得されて戻ってきた。
3Rはティト。2Rは判断が割れるかもしれない。が、グリフィンは表情を見る限り負けを覚悟しているか。
三者29-28でグリフィン勝利。嬉しそうな表情を見せるグリフィン。グリフィンがマイクを取るとティトにインタビュー。会場はグリフィン勝利にブーイング。
ティト、引退とは思えないくらい、スタミナは切れても最後まで気持ちが切れずに向かっていき、見せ場も作った。
