ロンドン五輪の最中に組まれたイギリス人ヘビー級対決。トンプソンはポーランドのマリウス・プジアノウスキも出場していた力自慢コンテストのストロンゲストマンに出場経験があり、2006年にはイギリス王者にもなっている。総合に転向したのは3年前・29歳の時。イギリス国内でキャリアを重ね、戦績9勝2敗（うち8勝が一本・KO勝ち）でUFCとの契約を決めたが、デビュー戦ではショーン・ジョーダンにKO負けしている。
対するデフリーズもイギリス国内では無敗で勝った試合は全て一本勝ちであったが、UFCデビュー戦では初の判定勝ち。前回はスタイプ・ミオシッチとの無敗対決で1RKO負けしている。しかしヘビー級にしてはグラウンドで意外と動く選手という印象。
まっすぐ入ってくるトンプソン。デフリーズがパンチを一発入れて受け止める。金網に押し付けながらテイクダウンを狙うがブレイク。再開。また金網押しつけ。シングルでテイクダウンを奪デフリーズだがすぐに立たれる。パンチからすぐに組み付くデフリーズ。膠着試合になり、ブーイングが大きくなる。1R終了。1Rはデフリーズ。
2R。デフリーズのパンチが入ってトンプソンダウン！亀のトンプソンにパウンド。決まったかと思ったがデフリーズが粘って立ち上がる。また金網膠着気味。シングルレッグでテイクダウン成功。バックに周りパウンド。亀で耐えるのみのトンプソン。チョークが入りあっさりタップ。
