格闘技徒然草

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★UFC on FX6:第4試合・マイク・ピアース vs. セス・バクジンスキー

ウェルター級。
D-1レスラーのピアースはUFC7勝3敗。負けた相手はジョン・フィッチ、ジョニヘン、コスチェックと同じD-1レスラーのトップ選手で、ジョニヘンとコスはスプリット判定。もっと上で戦ってもいい選手。試合は地味だが、前回はアーロン・シンプソンをKOで破っている。
TUF11でデビューしたバクジンスキーは、フィナーレで敗れてリリースされたが、その後再契約され現在前座戦線で4連勝。内容も3試合が1本・KO勝ち。
簡単にタックルでテイクダウンを奪ったピアース。バクジンはガードから掌打で耳を叩く。金網まで移動し立ち上がることに成功。押し付けていたピアースだが離れた。またタックル。テイクダウン。安定のレスリング力。そこからの展開はないが…。下から肘を打つバクジン。ピアース上のままホーン。1Rはピアース。
2R。胴タックルでまたテイクダウンを取るピアース。やや動きが落ちてきたピアース。タックルを凌がれバクジンの打撃をもらう。また倒すがすぐに立たれる。スタンドでクリンチアッパーを連打するピアース。膝をついたバクジンだが離れる。飛び膝をディフェンスされ下になるバクジン。ピアースはハーフからパウンド。ホーン。このラウンドもピアース。
3R。タックルを切ったバクジンがリーチのある打撃でピアースを撃ちまくる。ジャブで削られるピアース。組み付くが引き剥がされる。しかし胴タックルに入るとテイクダウン。インサイドからパウンド&肘。バクジンも打ち返す。疲れもあるのか、下のバクジンの方が手数が多い。ブレイク。残り1分。またピアースタックル。テイクダウン。ピアース上のままホーンだが、会場からはブーイング。
3Rは微妙なのでバクジンに入っていてもおかしくないか。
判定30-27、29-28☓2でピアース勝利。しかしレスリング以外は強力な武器がなく、タックルを切られると厳しい。タイトルコンテンダー達とはちょっと差があるか。相性的にコンディットやニック・ディアス、ローリー・マクドナルドとやったらどうなるか見てみたいが。