格闘技徒然草

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★UFC155:第8試合・クリス・レーベン vs. デレック・ブルンソン

ミドル級。
昨年7月にヴァンダレイを秒殺KOしたレーベンだが、11月のムニョス戦ではTKO負けの上にドラッグチェックにひっかかって1年間のサスペンド。この試合が1年1ヶ月ぶりの復帰戦になる。相手はカーロス・ヴェモラだったが、ヴェモラ負傷欠場で2週間前にStrikeforceファイターのブルンソンに変更になった。
ブルンソンはSFの前座やSFチャレンジャーズで経験を積み、今年6月にShoFightミドル級タイトルマッチで元UFCファイターのケンドール・グローブと対戦するがスプリット判定負けで総合初黒星。8月にはSFでホナウド・ジャカレイと対戦したが、41秒でKO負けしている。D-2だが3度オールアメリカンを獲得しているレスラー。
ブルンソンは3月にSFでジャカレイとの対戦が決まっていたが、オハイオ州のコミッションがコンタクトレンズの使用を……認めなかったため、ブルンソンは欠場になってしまった(その後、ブルンソンはレーシック手術を受けている)。また、夏にはTUF16に出場が決まっていたが、SFとの契約のため直前で取りやめとなった。ついてないことが続いたブルンソンの2013年だったが、最後に来て代役でのUFC出場(としかもメインカード)いう幸運を手に入れた。
蹴りをキャッチしたレーベンだが、ブルンソンが逆に胴タックルでテイクダウン。ガードから腕十字を狙うレーベン。抜いてパス。サイドからマウントへ!肩固めを狙うが外される。ハーフからヒジを落とすブルンソン。ハーフから逃げられないレーベン。金網際まで移動して上体を起こして立ち上がる。ホーン。1Rはブルンソン。
2R。ブルンソンタックル。スピードが遅い。そのまま金網まで押し込んでダブルアンダーフック。サバ折りテイクダウンを狙うがこらえたレーベン。しかしまたタックルに入りテイクダウン成功。クロスガード。下から殴るレーベン。上体を起こして立つ所にブルンソンがギロチン。しかし外して離れた。スタミナ切れでだいぶ動きが落ちているレーベン。しかしスタンドで前に出ていく。ブルンソンもちょっと疲れているか。泥試合。パンチで出ていくレーベンに対し、ブルンソンは後退。手が出ない。ホーン。
テイクダウンを取ったが前に出た分レーベンのラウンドか。
3R。両者スローダウン。0.8倍速くらい。一度はブルンソンのタックルを切ったレーベンだが、2度目のタックルで切りきれず下に。金網を使って立つ。立ち際、ボディに膝を入れるブルンソン。パンチで出ていくレーベン。ブルンソンは完全に逃げ切り体勢。残り時間を気にしているブルンソン。残り1分。パンチで出たレーベンにブルンソンタックル。簡単に下になるレーベン。下から仕掛けるがブルンソン立ってスタンドへ。ホーン。
3Rは微妙。レーベンは出ているが、クリーンヒットはあまりなかった。テイクダウンを取った分ブルンソンに入るか。今日のジャッジはブレブレなのでどうなるかわからない。
三者29-28でブルンソン勝利。緊急出場だったのでしょっぱい試合だったのはある程度仕方がないか。