フェザー級。プレリム最終試合。
TUFブラジルフェザー級ファイナリストのペペイは決勝ではホニー・ジェイソンに判定負けして準優勝。勝った試合はすべて一本・KO勝ちで、8勝中7勝は1R勝利。まだ25歳だが、MMAデビューは15歳の時でキャリア10年。
PRIDE・DEEPに参戦し、マッハや横田と対戦経験のあるミルトンは前回のUFCデビュー戦からフェザー級に転向。前回はフェリペ・アランタス相手に三者三様のスプリット・ドロー。
お互いUFC初勝利を狙う一戦。
赤髪ペペイがパンチで攻めこんでいく。ミルトンはミドルキックを入れる。ペペイのパンチが速い。頭をかすめて膝をついたミルトンだが、ダメージはないのかすぐにタックルへ。引き込み気味に下になるペペイ。ミルトンパウンド。ガードからキムラ狙いのペペイだがミルトンディフェンス。ペペイが三角を仕掛けた所で外してバックを狙うミルトンだがペペイが足関を狙うと足を抜いてスタンドへ。スタンドでペペイの蹴りがローブローとなりタイムストップ。再開。パンチから組み付いて金網に押し付けたペペイだが、ミルトンが浴びせ倒してテイクダウン。距離を取ろうとするペペイのバックにつくが、引き剥がされる。またパンチで出るペペイ。ホーン。
1Rは微妙だがテイクダウンと上からの攻めででミルトンか。
ペペイのミドルをキャッチしてテイクダウンしたミルトン。ペペイ、ガードからキムラを狙う。ミルトンのロックが外れてスイープ成功。マウントへ。ヒジを落としてバックに回る。四の字ロックで固定してパンチ。チョークを狙いながら削っていく。ミルトン逃げられず、ディフェンスするのみで時間が過ぎていく。ホーン。
2Rはペペイ。
3R。スタンドでお互い警戒している。手数を出すのはぺぺ位だがやや大振り。対するミルトンは数は少ないが的確にパンチをヒットさせていく。組みついたペペイがテイクダウンを狙うが耐える。ミルトン、キムラを狙って上を取る。が、マリオブレイク。ちょっと謎なタイミング。朽木倒しでテイクダウンしたミルトン。スクートから立ち上がろうとしたペペイだが失敗。入ってきたミルトンに三角を狙うも外されパウンド。ホーン。
僅差だが最後はミルトンが取ったか。1Rが微妙で割れている可能性もある。
29-28、28-29、29-28のスプリットでペペイ勝利。1Rは割れていてもおかしくなかった。しかし観客はブーイング。
