格闘技徒然草

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★UFC158:第10試合・ジェイク・エレンバーガー vs. ネイサン・マーコート #mmajp

セミ前から3試合はウェルター級。
当初はジョニー・ヘンドリックスと対戦予定だったエレンバーガーだが、ヘンドリックスが欠場したローリー・マクドの代わりにコンディットと戦うことになったため、エレンバーガーの相手はStrikeforceから移管されたマーコートに。
昨年7月のウェルター級転向初戦でStrikeforce王座を獲得し、1月にタレック・サフィジーヌに敗れて王座を失ったマーコート。かつてはミドル級でも上位に入る実力者だったが、現時点で神の階級でトップ10に入るだけの実力があるかどうかは微妙。
相手は7勝2敗でUFCオフィシャルランキング6位のエレンバーガー。負けた相手もコンディットとカンプマンだけ(コンディットにはスプリット判定負け)。ウェルター級ランカーでは23歳のローリー・マクドに続く若さの27歳。
自ら放ったハイでバランスを崩したエレンバーガーにラッシュをかけるマーコートだがエレンバーガーはディフェンス。打ち終わりに逆にパンチを返す。金網まで詰めたエレンバーガーがパンチをヒットさせるとマーコートは膝から崩れ落ちる。すかさず顔面にパンチのラッシュ。こめかみにパンチを受け、頭からマットに突っ伏したマーコートを見てレフェリーが止めた。
ここ2年間に強豪と鎬を削ってきたエレンバーガーと、ワンランク落ちる舞台でしか戦ってこなかったマーコートの差か。残酷な結末。