ウェルター級。
リック・ストーリーにしか負けていないジョニヘン vs. UFCではカンプマンとGSPにしか負けていないコンディット。お互い勝率は非常に高い。ランキング1位のジョニヘンと2位のコンディット。さすがにここで勝てば次の挑戦者はメインの勝敗に関わらずジョニヘンだろうが、コンディットが勝ってしまったらどうなるか。
マット中央を陣取ったジョニヘン。間合いを詰めて右を一発ヒットさせる。また飛び込んでパンチ。ディフェンスしつつ膝を入れるコンディット。するとジョニヘンはタックルでテイクダウン。下になるが足関を狙うと距離をとってスタンドに戻すジョニヘン。またパンチで突っ込む。ガードしたコンディットをダブルレッグでテイクダウン。押さえ込むが立ち上がる。バックを取っているジョニヘン。前転して足関狙い。十字。かからない。が、ガードから攻めるのはコンディット。十字狙いや肘。ジョニヘン、攻めあぐねて立ち上がりまたスタンドへ。パンチで突っ込みスウェイしたコンディットにまたダブルレッグ。バックを取るがコンディット前転。がぶるジョニヘン。離した。ショートのアッパーがヒット！しかしコンディットスタンドでキムラ。倒れこんで極めようとする。極まらないがバックを取った！おんぶ状態でチョークを狙う。振りほどくとまたパンチで突っ込むジョニヘン。ホーン。
熱戦。しかしジョニヘン、重いパンチしかない。ヒットすればKOできるが技術ではコンディットが上か。テイクダウンしても下からの仕掛けで攻められない。1Rはジョニヘンだが2R以降スタミナが心配。
ジョニヘンのワンツーがヒット。後退したコンディットだが跳び膝！ヒットしたか。しかしまた左のパンチ連打で突っ込むジョニヘン。金網まで詰めるとタックル。テイクダウンは百発百中。しかし攻められず立たれる。離れた。コンディットが出てきたがジョニヘンの左の連打がヒット。ジョニヘンもパンチをもらっている。またタックルに。コンディット堪えていたが簡単にテイクダウン。しかし立つ。ショートのパンチを入れるがコンディットは膝。ガードしたが今度はジョニヘンが金網を背負う。コンディット膝！しかしそれをキャッチしてテイクダウン！ハーフで押さえ込むジョニヘン。またバックを明け渡して立つコンディット。ジョニヘンはパンチを入れて離れた。打撃で出て行くコンディット。ジョニヘンはまたタックルでテイクダウン。コンディット立つ。ホーン。
2Rもジョニヘンだがコンディットはまだ倒せる打撃を持っている。ジョニヘンがガス欠になったらまだ分からない。
また金網を背負ったジョニヘン。前蹴りをキャッチしてテイクダウン。コンディットはスイッチを狙うが押さえ込まれる。下から肘。ガードからキムラ。ヒップスローを狙うが離れて立った。コンディットパンチでラッシュ。しかし重い打撃で押し返すジョニヘン。またタックルからバックに回る。レスリング力の差は明らか。テイクダウン成功。コンディットの下からの肘がうるさい。離れるジョニヘン。立った。コンディットの右がヒット！しかしタックル。バックを取るが振りほどくコンディット。ジョニヘンは逃げ切り狙いか？後退。タックルでテイクダウン。ガードからまたパンチを出していくコンディット。離れた。残り30秒。コンディット金網に詰めてラッシュ！しかしタックルで凌ぐ。コンディット後転して脱出。最後の打撃戦。ホーン。
3Rはコンディットかもしれない。
判定3者とも29-28でジョニヘン勝利！しかし5Rあったらコンディットが逆転していたかもしれないとも思わせた。
重くても打撃が荒いジョニヘンは決着をつける武器がなかったが、それをレスリングで凌いだ。一方、コンディットは後半いい打撃を入れる場面があったがすべてタックルで潰された。もともとスタンドレスリングに穴があると見られていたが、ここまでUFCではD-1レスラーとの対戦がなかったことである意味守られていたか。もう少しタックルに抵抗できていれば逆転もあったかもしれない。
