フェザー級。前座最終試合。
昨年1月にジョゼ・アルドのタイトルに挑戦し、バックを取っていた状態から振り向きざまの膝でKOされたランキング1位のチャド・メンデス。再起戦でコディ・マッケンジーをボディブローでKOしたが、その後は対戦相手が怪我で変更になる不運が続いている。昨年12月のハクラン・ジアス戦はジアスの怪我で1週間前にUFC初参戦のヨージン・メザに変更。今年2月にはマニー・ガンブリャン戦が組まれていたが、これもガンブリャンの直前の怪我で試合自体が消滅。そして今回、クレイ・グイダ戦が組まれたものの、やはりグイダの怪我でエルキンスに変更になっている。敗れはしたがレスリングでアルドを苦しめたメンデスだけに、再挑戦の機会を早く掴みたいが、相手の怪我でなかなか実績を積めない状態が続いている。
今回の相手エルキンスは5連勝中だが、ランク外であり、オッズも5倍以上の大差がついていて、メンデスの実績にはなりそうにない。
エルキンスはテイクダウンが武器のレスラーだが、レスリングの実績ではメンデスが上。別の引き出しで勝負する必要がある。
1R。打撃戦。メンデスの飛び込んでのパンチがヒットし、右目を気にしているエルキンス。さらにパンチで攻めこむ。右フックがこめかみにクリーンヒットし、エルキンスダウン。四つん這いのエルキンスにパウンド連打。レフェリーストップ。
メンデス強い。5連勝中のエルキンスを全く問題にせず。まだ27歳。どんどん強くなって行ってる。レベル差があるとはいえ、3試合連続2分以内でのKO勝ち。
プレリミナリーは終了。メインカード4試合は9時からWOWOWで生放送。
