格闘技徒然草

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★UFC161:第8試合・アレクシス・デイヴィス vs. ロジー・セクストン

女子バンタム級
ランキング6位のデイヴィス。Strikeforceに出場し、サラ・カウフマンとの対戦もある。InvictaFCでは赤野仁美にも勝っている。
セクストンはノーランカー。UFC女子戦では初のノーランカーの登場となる。BodogWINDY智美と対戦し勝利している。2002年にプロデビューして以来、キャリア11年・35歳のベテランだが試合数はまだ15戦。整体師であり、イギリスのMMA雑誌・Fighters Onlyマガジンのライターも務めるマルチタレント。
パンチの打ち合いから組み付いたデイヴィスは首相撲に捕らえると膝・ヒジを入れていく。胴をクラッチしてテイクダウン狙いに切り替えたがセクストン耐えた。離れる。パンチからタックルに入ったセクストン。タイミングは良かったが受け止められる。バックにつこうとしたデイヴィスだが前に落とされ下に。デイヴィスは三角へ。金網に押し付けながらパウンドを入れていくセクストンだが三角が結構深く入っている。左腕を流されないように防いでいるセクストン。そのままパウンド。残り30秒。ホーン。
1R僅差だが、三角が入りきっていない以上、上からパウンドを落とし続けたセクストンのラウンドか。
2R。組み付くとまたヒジを狙ったデイヴィスだが、セクストンがテイクダウン狙い。金網に押し付けテイクダウン成功。ハーフ。潜ろうとするデイヴィスだが金網際でスペースがない。しかし転がって上を取り返した。インサイドからパウンドを落とす。足に絡んで足関を狙ったセクストンだがパウンドを落とされると亀に。片足だけフックしてチョークを狙ったデイヴィスだが決まらず。もう一度セットアップしなおして両足を入れて体を伸ばす。パウンド・ヒジを入れる。動けないセクストン。ホーン。
全く動けず殴られていたセクストンだが、デイヴィスのパウンドが弱くストップには至らなかった。
3R。打撃戦からタックルに入ったデイヴィス。受け止めたセクストン。足関からバックに回るデイヴィス。四の字バックに。反転して上をとったセクストン。パウンドを落とすが弱い。しかしデイヴィスも下から仕掛けられない。パスを狙うとデイヴィス亀に。バックを狙ったセクストンだが雑で下になってしまう。上になったデイヴィスだがパウンドを落とすとセクストンが蹴り上げ。スクートになるが蹴り上げに阻まれパウンドを入れられないデイヴィス。ホーン。
女子戦で初の判定に。3Rはパウンドを入れた分、ややセクストン。
29-28、30-27、29-28の3-0でデイヴィス勝利。
3Rは微妙だったが1Rはデイヴィスの三角を取ったのだろうか。ちゃんとディフェンスして完全には入らせていなかったのだが、攻勢と取ったか。