格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC161:第9試合・ライアン・ジモー vs. イゴール・ポクライエク

ライトヘビー級。
ジモーはカナダ出身のジモティUFCデビュー戦で7秒KO勝利したが、2戦目ではジェームス・テフナに判定負けして1勝1敗。地元でなければセミ前登場はなかっただろう。
相手のポクライェクはミルコのスパーリングパートナーで、UFC3連勝の後、ADCC王者ヴィニー・マガリャエスに一本負け。前回はジョーイ・ベルトランにも判定負けしたが、ベルトランがドラッグチェックに引っかかりノーコンテストになる幸運。ボクシング&レスリングの選手。
ジモーはガードを下げて足を前後に開いた空手の構え。ジモーが金網に押し付けると、膠着ブレイクが早いレフェリー。ここまでの試合で金網膠着が多かった影響か。ジモーがまた金網に押しこみヒジ。離れた。出てきたポクライエク。パンチがヒットしちょっとぐらついたジモー。ホーン。
1Rはポクライエク。
2R。じわじわ間合いを詰めていくポクライエク。しかしカウンターでジモーの右が入って効いた。ふらついたところでジモーが上になりパウンド。立って脱出したポクライエク。しかしまたテイクダウン。インサイドからパウンド。ポクライエクは耐えるのみ。ジモーが立ち上がるとポクライエクは蹴り上げ。ヒットしたがパスされた。ポクライエクはだいぶ消耗しているか。ジモーサイドについたが残り時間僅か。ホーン。
2Rはジモー。
3R。組み付いて投げたポクライエクだが体勢を変えられ下に。力がない。ジモーがインサイドからパウンドを落とす展開。ポクライエク、半ば苦し紛れのギロチン。外れた。ジモーパウンドを落とすがこれもKOするほどではない。金網を使って立ったポクライエク。残り1分。金網膠着。ポクライエクは両手を広げてブレイクを要求。残り30秒でブレイク。しかしまたジモーが金網に押し付け。そのままタイムアップ。両手を上げて勝利をアピールするポクライエク…。条件反射か。
判定三者ともフルマークでジモー勝利。しかしやっぱりメインカードは厳しかった。