格闘技徒然草

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★UFC162:第5試合・ノーマン・パーク vs. 徳留一樹

ライト級。
オージーTUF優勝者のパーク。これがUFC本戦初出場。ローカルの試合では極めての勝利が多かった。TUF決勝ではテイクダウンを奪って2度目の判定勝ち。徳留にとってはここまでレスリングが強い相手との対戦はキャリアで初めてだろう。まずはタックルを切れるかどうか。
徳留入場。セコンドはGOZO館長と金原・クリスMANらパラ八勢。
まずは打撃戦から。パークも打ち合う。ローやボディへのストレートなどが重い。徳留は朽木倒しでのテイクダウンに行くが受け止められ金網に押し込まれる。シングルで倒したパーク。すぐに立った徳留だが立ち上がり際でバックをとられる。しかし後方にテイクダウンした瞬間に反転して上をとった。頭をつけたままパウンドを打ち込んでいく徳留。ガードからキムラを狙うパークだが振りほどいた。ちょっと距離ができた所であっさり起き上がられてしまう徳留。徳留下の状態でラウンド終了。
微妙。1R最後まで上を取っていれば徳留のラウンドだったが、スタンドでの打撃もパークだったし、1Rはパークのラウンドか。
2R。またローを入れてくるパークに対し徳留はパンチの4連打。パークが距離を詰めてきて激しい打ち合い。徳留パンチを貰いながらも打ち返し会場沸く。パンチの相打ち。ふらついた徳留。それでも打ち返していくが、やや冷静さに欠けているか。が、パークもここで一呼吸入れる。左の大振りのフックを放つ徳留だが空振りでテイクダウンされる。上半身を寝かされないようにして金網まで移動。立った!離れた。徳留飛び膝。しかし組み付かれて浴びせ倒されるとマウントを取られる。ブリッジで返した。しかしがぶっているパーク。残り1分。シングルレッグで押し込んで立った徳留。パークもちょっと攻め疲れか。様子見。ホーン。
2Rはパーク。1R微妙だっただけに、徳留は倒しに行かないといけない。パークがちょっと疲れてきているのでチャンスはある。セコンドも「2Rは取られているから殺ってこい」というアドバイス
3R。押し込んだパークに対し、四つからテイクダウンを狙った徳留。しかしパークが金網を掴んで倒せず。そのまま倒れたことでレフェリーノーチェック…。立った徳留。押し込むパークにヒジを入れる。バックを取ったパークがまたテイクダウンを狙ったが、1Rと同じように反転して上になった徳留。パーク立ち上がりスタンドへ。徳留の左ハイヒット!さらにダブルレッグから豪快にテイクダウン!金網を使って立ったパーク。離れた。残り1分。パークのパンチを貰いながらも前に出る徳留。パークタックル。金網に押し込んでテイクダウンを狙う。と言うより時間稼ぎか。耐えている徳留がギロチンを狙うもこの日初めての3R終了のホーン。
30-27、30-27、29-28でパーク勝利。うーん、負けは仕方ないにせよ、3Rもパークが2人?まあ決定的なダメージはなかったしテイクダウンも取られていたが。
勝てない相手ではないだけに残念だった。1Rの終盤で簡単に起き上がられてしまったのがもったいなかった。あの残り時間でパウンドを打ち込んでいれば1Rは取れたし、3R開始時に相手に与えるプレッシャーも違っただろう。