格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC162:第7試合・カブ・スワンソン vs. デニス・シヴァー

フェザー級。5位スワンソン vs. 6位シヴァー。
スワンソンは激戦のフェザー級で4連勝中。上にはメンデス、エドガー、ラマス。そして今度タイトルに挑戦するチャンソン。上の階級から降りてくるペティスが割り込んできたりするせいでなかなかタイトルまで辿りつけない。武器はボクシング+柔術で、前回は判定だったがそれまで3連続KOしている。
シヴァーは腰の重いキックボクサー。タックルを切って打撃で勝負するスタイルでライト級4連勝。しかしドナルド・セラーニにはパンチでダウンを奪われチョークで完敗。フェザー級に転向した。フェザーではディエゴ・ヌネスとナム・ファンに連勝。
強烈なローを入れるシヴァー。パンチのスワンソンに対し、シヴァーは蹴りを入れていく。スワンソンがオーバーハンドの右フック。ヒットせず。バックスピンハイキックを狙うがシヴァーにキャッチされテイクダウンを取られる。シヴァーはハーフに。パス成功。サイドから密着したままヒジを入れていく。マウントを狙うが足を絡まれハーフに。残り1分。ハーフからギロチンを狙うがシヴァー立ってスタンドへ。ホーン。
1Rはシヴァー。
2R。打撃戦。カポエイラのような蹴りを見せるスワンソン。ほぼ五分。距離が詰まるとパンチ連打の弾幕を張るシヴァー。両者牽制のまま残り1分。距離を詰めてアッパーをヒットさせたスワンソンだがシヴァーはタックルに。こらえたスワンソンは払い腰で豪快に投げる。そのままマウント!パウンドを落とす。さらにブリッジで返したシヴァーにオモプラッタ。外れてバックを取られたがホーン。
2Rはスワンソン。拮抗した展開。
3R。スワンソンがパンチを打ち込んでいく。シヴァーは左右のフックを振り回すが、適格性はスワンソンが上。ジャブから右フックがヒット。次第にヒット数が増えていく。右フック2連打がヒットするとシヴァーがよろけてダウン。スワンソンパウンド!止めてもいい感じだったがハーブ・ディーンは止めず。スワンソンさらにパウンドを落とすとシヴァーは足が効かなくなりめった打ちに。スワンソンがストップをアピールするとようやくレフェリーストップ。
タイトル挑戦をアピールしたスワンソン。現王者ジョゼ・アルドとはWEC時代にタイトル挑戦者決定戦として対戦したが、その時はわずか8秒でKO負けしている。