格闘技徒然草

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★UFC on FOX8:第2試合・アーロン・ライリー vs. ジャスティン・サラス

ライト級。
武士道で小見川のデビュー戦の相手も務めたベテランライリー。2011年9月のUFC135でトニー・ファーガソンにTKO負けした後、怪我による欠場もあり、約1年10ヶ月ぶりの復帰戦となる。欠場している間にWEC勢やStrikeforce勢がどんどん幅を利かせてきて、ライト級のレベルは相当上がっているが、ついていけるか。
対するサラスは高校時代に2度オールアメリカンを獲得しているレスラー。昨年1月のUFCデビュー戦では判定勝ちしたが、前回はティム・ミーンズに1分少々でスタンドでのパンチを貰いTKO負けした。
第3試合開始は6時以降だが、インターバルはなくさっさと2試合目開始。
お互いサウスポー。ジャブで出て行くライリー。下がってサークリングしながら右ミドルを入れるサラス。間合いを詰めるライリー。タックルで飛び込んだサラス。そのまま押し倒したが、ライリーはすぐに立って離れる。プレッシャーを掛けるライリーだが、サラスもカウンターを入れる。サラスシングルレッグ。一瞬ギロチンを狙ったライリーだが、すぐに離れる。ライリーが前に出る展開が続く。しかしパンチのヒットはサラス。サラスまたタックル。切った。サラス飛び膝。前蹴り。ホーン。
きわどいラウンド。ヒット数ではサラスだが、それほどの差はない。ケージジェネラルシップとクリーンヒットでライリーのラウンドか。
2R。ダブルレッグで綺麗にテイクダウンしたサラスだがすぐに立つライリー。2Rも打撃で出て行く。しかしサラスのカウンターのアッパーがヒット。サラス首相撲から膝。外したライリー。しかし鼻血。蹴りを捕まれ倒されるが、押さえこまれる前に立つ。カウンターを貰いながらも前に出続けるライリー。優勢でもサラスはサークリングで距離を取り続ける。ホーン。
このラウンドはヒット数・有効打で明確にサラス。
シングルレッグで転がしたサラス。ライリーの立ち上がり際に右ミドルを入れる。このラウンドも出るライリー・サークリングするサラスという展開は変わらず。しかしライリーのパンチはほとんどヒットせず。差がついてきた。逆転を狙って手を出し続けるライリー。サラスの膝に対しライリーの左ハイがクリーンヒット!だが倒せず。また左ハイも空振り。バックをとられる。スープレックスを狙ったサラスだが不発。また打撃戦へ。タイムアップ。両者勝利をアピール。しかし3Rもサラスか。Sherdogは1Rも三者サラスになっている。
29-28、28-29、29-28のスプリットでサラス勝利。意外とライリー支持が多かった。サラスは勝っているのにサークリングで逃げ続けていたのが不満。3Rは積極性と左ハイのクリーンヒットでライリーに入ったか。