格闘技徒然草

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★UFN26:第3試合・マニー・ガンバーリャン vs. コール・ミラー

フェザー級
ここからフェザー級戦4連発。
WEC時代はジョゼ・アルドのタイトルに挑戦したこともあるガンバーリャンだが、UFC転向後は連敗。崖っぷちで臨んだ小見川戦では1Rにパンチでダウンしながらも後半盛り返し判定勝ち。UFC初勝利を上げるが、その後はチャド・メンデス、ハクラン・ジアスといった強豪とマッチメークされるも怪我で欠場。1年ぶりの復帰戦となったが、Facebookマッチまで格下げされてしまった。
ミラーはフェザー級で185cmという長身の柔術家。最近は戦績が振るわず2勝2敗の五分だが、前回はバート・パラゼウスキーに1Rチョークで一本勝ち。負けたらリリースもあり得る状態から生き残った。
ガンバーリャンのセコンドにはロンダ・ラウジー。サークリングからジャブ・前蹴りを出していくミラー。リーチを活かして距離を取る。間合いに入れないガンバーリャン。飛び込んでパンチを放つがバックステップしてかわすミラー。ガンバーリャンタックル。尻の後ろでクラッチすると持ち上げてテイクダウン!ミラーは下から得意の四の字クロスガード。固定するだけで攻められないのであまり意味は無いが。残り1分。バタフライガードに戻したミラーは金網を使って立ち上がると膝を顔面に入れる。タックルに来たガンバーリャンにヒジ。ホーン。
ヒジが相当効いたようでラウンド終了後も立てないガンバーリャン。後頭部アピールにも見えたがヒジはちゃんと側頭部に当たっている。1Rはミラー。
2R。1R同様、距離を取ってアウトボクシングするミラー。テンカオが顔面にヒット。ガンバーリャンはそのまま押し込んでタックルへ。金網を使って耐えるミラー。ボディに膝連打。タックルを狙うガンバーリャンのバックに回るが、正対したガンバーリャンがまたテイクダウンして上に。蹴って距離を作り立ち上がったミラー。テイクダウンを狙うガンバーリャンにまたヒジ。離れた。ジャブを入れるミラー。ホーン。
2Rもミラーだが1Rは微差でガンバーリャンもあり得る。安全圏ではない。
オーバーハンドの右を振り回すガンバーリャンだがミラーがじわじわプレッシャーをかけていく。テンカオがヒット。しかしガンバーリャンが胴タックルでテイクダウン成功。細かいパウンドを落とすガンバーリャンだがダメージがなく時間だけが過ぎていく。立とうとしたミラーを再び抱え上げてテイクダウンしたガンバーリャン。体を落とさないまま細かいパウンド・ヒジを連打する。ホーン。3Rはガンバーリャンだが問題は1R。
30-27、29-28、29-28のユナニマスでガンバーリャン勝利。2Rガンバーリャンというのも有りといえば有り。