格闘技徒然草

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★UFN26:第9試合・ユライア・ホール vs. ジョン・ハワード

ミドル級。
TUF17で超TUF級の逸材として注目を浴びたユライア・ホールのUFC正式デビュー戦。コーチのチェール・ソネンとのそろい踏みとなる。
対戦相手がニック・リング→ジョシュ・サマン→ジョン・ハワードと頻繁に変更になったこともあり、ほぼホールの顔見せ試合という意味合いしかない。
代打の代打・ハワードは、2011年までUFCウェルター級で参戦していたが3連敗でリリース。リリース後は階級をミドルに戻し、ローカルイベントでタイトルを獲得するなど6勝(5KO)1敗の戦績を残して再契約のチャンスを待っていた。
ホールが開始後すぐにタックルでテイクダウン。ハワードは下からバタフライガード。金網際まで移動してきたホール。立ち上がりスクートになるが、結局自ら離れる。スタンドへ。ローの蹴り合い。ホールのジャブがばしばし入る。TUFでも見せたバックスピンキックを放つが空振り。ハワードが飛び込んでの左をヒットさせるとそのままタックル。しかし体を入れ替えたホールが今度はテイクダウンを狙う。倒せず離れる。距離を詰めてきたハワードのボディに膝。今度はハワードがタックル。片足で耐えたホールはまたバックスピンキックだがまた空振り。ホーン。
1Rは打撃のヒットで上回ったホールのラウンド。
蹴っていくホールに対し、距離を詰めてパンチを入れるハワード。ホールはタックルに入るが、ハワードは受け止めるとギロチン。振りほどいてパンチを入れ離れるホール。テイクダウンを狙ったハワードだが、金網を背にしたホールは首相撲から膝。ハワードはボディにパンチのラッシュ。ダメージというよりは攻勢を印象づける見せパンチだが。タックルに来たハワードに対し。ホールはキムラに捕らえて投げるとバックに回る。ハワードは桜庭ロック。腕を引き抜いて離れたホール。しかし追いかけたハワードがパンチで攻めこむと組み付いてサバ折りテイクダウン成功!細かいパウンド。ホールも下から殴る。ホーン。
2Rはハワードが取り返したか。
3R。踏み込んでフックを打ち込むハワード。ホールはタックルだが倒せず押し込む。プレッシャーを掛けるハワードに対しサークリングするホール。両者手数が少ない。タックルに入ったハワード。ホールはスイッチを狙ったがバックに回るハワード。スタンドでバックに回ろうとしたが正対したホールがテイクダウン。立ったハワード。離れる。残り30秒。打ち合おうと両者アピールするがそれほど打ち合わず。最後にハワードが胴回し回転蹴りを見せるが空振りになるとハワードがパウンドで飛び込んで上に。ホーン。3Rはきわどい。ケージジェネラルシップでハワードか?
30-27ハワード、29-28ホール、29-28ハワードのスプリットでハワード勝利。ホールはまたも圧倒的優位なオッズの試合を落とした。