格闘技徒然草

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★UFN26:第8試合・ジョー・ローゾン vs. マイケル・ジョンソン

ライト級。
4月まではランキングに入っていたジョー・ローゾン。これが2013年の初戦。昨年は日本大会でアンソニー・ペティスのハイキックで秒殺KO負け。8月のジェイミー・バーナー戦は激闘の末三角絞めで勝利しWorld MMA Awardsのファイト・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、年末のジム・ミラー戦はMMAライターのThomas GerbasiがUFC公式サイトで発表したUFCファイト・オブ・ザ・イヤー心のベストテン第1位に選ばれた。負けた試合も4試合中3試合がファイト・オブ・ザ・ナイトに選ばれるという激闘型ファイター。打たれてもひるまず打ち返していく。
相手のTUF12準Vマイケル・ジョンソンはここ2試合ウィークポイントのグラウンドに持ち込まれ完敗。カットファイトの可能性も高い3戦目でやっかいな相手と組まれた。
地元ボストンのローゾンに大歓声。他にはジョン・ハワードも地元勢。
ジャブで牽制する両者。プレッシャーをかけるローゾンだが、手は出ていない。ジョンソンのパンチは冷静にディフェンス。ジョンソンの左でローゾンダウン!追い打ちにきたジョンソンだがローゾンはすぐ立ち上がる。が、ダメージが残っていてジョンソンのパンチがまた入る。残り1分。ジョンソンラッシュ。アッパーがヒット。左のダブルで膝をつくローゾン。効いてる。タックルで凌ごうとしたが切られた。スクートになるがスタンドを要求。またパンチで攻め込むMJ。ホーン。
1RはMJ。ローゾンはかなり追い込まれている。
2R。組み付いていくローゾン。金網に押し込みながらテイクダウンを狙う。しかしMJ凌いだ。スタンドで前に出ていくローゾン。パンチがヒット。しかしMJも打ち返す。また組み付いたローゾン。MJは首相撲からの膝で引き剥がす。2Rも時間が過ぎていく。残り20秒で前に出たローゾンだが、MJがタックルを合わせてテイクダウン成功。上からパウンド。ホーン。
1R同様手数で上回り、最後にテイクダウンも取ったMJが2Rも取ったか。
3R。MJがワンツーからラッシュ。膝・ハイキック。ローゾンタックルに入るがMJ冷静に切る。手数が衰えないMJ。ローゾンは攻めることすらできない。ローゾンが一発打つ間に5発は入れているMJ。最後にダブルレッグでテイクダウンを奪ったMJ。ローゾンは下から仕掛けようとしたがタイムアップ。
3RもMJ。
判定30-27×2、30-25!?でMJが勝利。やたら差を付けたがるジャッジがいる。
地元なのに元気がなかったローゾン。対照的にMJは動きが良くアップセット勝利。