格闘技徒然草

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★UFC164:第6試合・ルイス・ゴーディノ vs. ティム・エリオット

フライ級。
ランキング7位ゴーディノと10位エリオット。ランカー対決だが最軽量級のためか前座扱い。ともにUFC戦績は1勝1敗。フライ級はまだこのレベルの戦績でランキング入りしている。
オッズでは下位ランカーのエリオットが人気。エリオットのバックボーンはレスリング。
1R。パンチで出たゴーディノにエリオットはタックル。テイクダウンすると首を抱えてギロチン狙い。外すと隙を見て立つゴーディノ。エリオット飛び膝。リーチ差もあり、打撃ではエリオット優勢か。超低空で仰向けになりながら足を取りに行くという今成ムーブを見せるエリオットだがかわされる。しかし組み付いてサバ折りテイクダウン。リーチが長いエリオットはインサイドからでもパウンドがバシバシ当たる。蹴り離すとエリオットはボディに踏みつけ。立ったゴーディノだがエリオットは金網際から出さずにパンチ・ヒジのラッシュ。さらにテイクダウンしてパウンド。ゴーディノ鼻血。ホーン。
1Rはエリオット。寝ても立っても優勢。
2R。飛び蹴りから金網に押し付けるとパンチ・ヒジを叩き込むエリオット。ゴーディノはバックブロー。さらにバックスピンキックを放つが空振り。パンチで追い込まれたゴーディノ。ヒジ連打をもらうがパンチを打ち返して脱出。ゴーディノのケリにタックルを合わせたエリオットがテイクダウン。またパウンド・ヒジ。ゴーディノ耐えるのみ。手を止めないエリオット。最後にアンクルを狙ったエリオットだがホーン。
2Rもエリオット。最後にダメ元で足関に行ったのは良かった。今成ムーブも見せていたし、足関が好きなのかもしれない。
3R早々にテイクダウンを奪ったエリオット。ハーフからヒジ・パウンドで削っていく。立ったゴーディノだが金網に押し付けられている。脱出。ゴーディノ蹴っていくが蹴り足を捕まれまたテイクダウンされる。亀のゴーディノに地獄固めからヒジ。マウント!なんとかハーフに戻したゴーディノだが防戦一方。エリオットの攻めが止まらない。ゴーディノはディフェンスで精一杯。KOできなかったがタイムアップまでパウンドを打ち続けた。
判定3-0(30-27、30-26×2)でエリオット勝利。
フライ級最長身(170cm)のリーチとフィジカルを活かして圧勝。