格闘技徒然草

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★UFC165:第7試合・アイヴァン・メンジヴァー vs. ウィルソン・ヘイス

バンタム級
元々はKIDと対戦予定だったランキング10位のメンジヴァー。KIDの代役は元BellatorファイターでUFCデビュー戦のウィルソン・ヘイス。柔術黒帯で、TUF15では柔術アシスタントコーチも努めた。
積極的にパンチを打ち込んでいくヘイス。メンジヴァーはミドルを打っていく。距離がつまり首相撲。膝連打を入れるメンジヴァー。外せずパンチで引き剥がしたヘイス。タックルに行かないヘイス。パンチでプレッシャーをかける。前に出てきたところを首相撲で捕まえたメンジヴァーはヒジを入れ離れる。ヘイスがパンチ連打で攻め込む。残り45秒で初めてタックルに入ったヘイス。ダブルレッグでテイクダウン成功。細かいパウンドを入れただけでホーン。
差がほとんどなかったので終盤のテイクダウンの印象が大きいか。
2R。打撃戦からヘイスタックル。テイクダウン成功。スクートになり、足をさばいてパウンドを落とそうとしたヘイスだが立たれる。ヒジを入れて離れるメンジヴァー。またテイクダウンから上になるヘイス。下から仕掛けようとするメンジヴァーだが攻めを潰される。地味な展開にブーイング。メンジヴァー立った。しかし時間がない。ホーン。
このラウンドはヘイス。
3R。プレッシャーはかけるが手数が少ないメンジヴァー。ヘイスタックル。ギロチンにかかえて防いだメンジヴァーだが、ヘイスは首を抜くとサバ折りテイクダウン。外掛けでテイクダウン成功。マウント!距離を離さず押え込み。メンジヴァー返せない。押さえこまれているだけで時間が過ぎていく。1R微妙だが2Rを落としているだけに攻めるしかないはずのメンジヴァーだが残り1分。ハーフからフルガードに戻したがそこまで。タイムアップ。
盛り上がりどころがない上に地元選手が漬けられて静寂の会場をよそに、大げさに勝利の雄叫びを上げるヘイス。
判定29-28でヘイス勝利。今日は元気がなかったメンジヴァー。試合は地味だったヘイスだが、ランカーに勝ったことでいきなりランキング入りか。