ライト級。今日の裏メイン。
Strikeforceではメレンデスとのタイトルマッチも決まっていたヒーリーだが、メレンデスの負傷によりイベント自体が中止になり、結局タイトルマッチは実現しないままUFCに。UFCではいきなりランキング4位のジム・ミラーに勝利しランキング入りしたが、試合後にマリファナが検出されノーコンテストに変更。ファイト・オブ・ザ・ナイトとKO・オブ・ザ・ナイトのダブル受賞で得た13万ドルのボーナスも失ってしまった。しかしなぜかランキングは剥奪されず現在10位。
UFC4連勝中のコンバットサンボ世界王者ヌルマゴメドフ。前回はレスラーのトゥルヒーロからスタンドでバックを奪いまくって判定勝ち。この試合に勝って再度ランキング入りを目指したい。
パンチで出てきたヒーリー。ヌルが右フックを返したところにタックル。これは切った。ヒーリーのプレッシャーが強い。前に出るとヌルが組み付くが離れた。ヒーリーのロー。アッパーを出していくヌル。飛び膝！ちょっと動きが止まったヒーリー。ヌルの飛び込みアッパー。前に出ていくヒーリー。ボディショット。ヌルもパンチを返すがかまわず出て行く。残り30秒でヌルタックル。倒されたがすぐに立つ。しかしヌルはまたタックルでバックを奪う。ヒジからパンチを入れたところでホーン。
1Rはパンチのヒット数と終盤の印象でヌル。特に終盤タックルからバックを奪う得意の展開に持って行けたのは大きい。
2R。プレッシャーをかけるヒーリー。ヌルもパンチを返すが押されている。またタックルからバックを取るヌル。グラウンドに持ち込まれるのを堪えるヒーリーにパンチ3連打。離れた。前に出てきたヒーリーをいなしてパンチを入れるヌル。が、まだ出て行く。ヌルは飛び込みアッパー。ヒーリーのパンチが入った。組んだヌルは投げを狙うとまたバックに。離れ際にパンチを叩き込む。ヒーリーのプレッシャーにヌルもさすがに消耗しているか。2Rは有効打の差も少ない。残り30秒でレッグダイブに入ったヌルがテイクダウン。細かいパウンド。ホーン。
2Rもヌル。しかしヒーリーの勢いが全く落ちていないので分からない。
また出てくるヒーリーだがヌルがタックルでテイクダウン。ハーフ。金網を使って立とうとするヒーリー。立ったが、ヌルは抱え上げるとダッシュしてテイクダウン。上からヌルがパウンド。ヒーリーは足を効かせようとするがヌルがパス。バックに。またガードに戻したヒーリーだが時間がない。ホーン。
最後は完全にヌル。
三者フルマークでヌルマゴメドフ勝利。ヒーリーのプレッシャーもすごかったが、タックルからバックに回るスタンドレスリングのスキルもあるのがヌルマゴメドフの強さ。これで再度ランキング入りか。
