格闘技徒然草

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★UFC167:第2試合・ウィル・カンプザーノ vs. セルジオ・ペティス

バンタム級
試合11日前にUFC再契約を果たしたカンプザーノ。2011年に今度堀口と対戦するクリス・カリアソに破れリリース。その後は階級をフライ級に落とし、10月のVTJでは所と接戦の末判定勝ち(所は判定に提訴中)。今回は直前オファーの上に階級上での試合。
相手のセルジオ・ペティスはライト級王者アンソニーの弟でまだ20歳。UFC旗揚げの年に生まれた現UFC最年少選手。9月28日にNAFCバンタム級タイトルを獲得するとUFCと契約。現在9戦無敗。ローカル時代はフライとバンタムの両方で戦っていたが、UFCにはバンタム級で出場。
体格的には劣っていないカンプザーノ。前に出ていく。タックル。テイクダウンしたがセルジオはギロチンに捕らえる。立って離れた。蹴りを放つがキャッチしてテイクダウンしたカンプザーノ。ガードからキムラを狙ったセルジオだが極まらないと見て蹴って距離を取り立とうとする。たった瞬間にバックに回ったカンプザーノ。しかし前に落とされるとセルジオはボディに膝。スタンド。組み付いたセルジオ。投げの打ち合い。パンチ・ミドルで出て行くセルジオ。カンプザーノ、ややディフェンスに回る。セルジオの右がヒット。残り30秒で飛び膝。キャッチしてテイクダウンするカンプザーノ。パウンド。ホーン。
1Rはスタンドのヒット数の差でセルジオ
2R。ローを入れていくカンプザーノ。手数を増やしてきた。左ミドル。セルジオタックル。両足を刈ってテイクダウン成功。バタフライで浮かせたカンプザーノだが、セルジオはノーアームギロチン!かなり入っていたが抜けた。セルジオキムラ狙いもカンプザーノが上を取り返す。下から三角を狙うがカンプザーノがさばいてパスするとセルジオは亀に。逆にバックについてチョークを狙うが正対して上を取り返すセルジオ。残り1分。蹴り離して立ったカンプザーノ。ダブルレッグに行った所にセルジオの膝がクリーンヒット。スピニングバックキックを見せるセルジオ。ホーン。
2Rは序盤のサブミッションアタックと終盤の膝でセルジオ。ホーンと同時にコーナーに戻らず座り込むカンプザーノ。だいぶ疲れているか。
3R。スピニングキックを見せたセルジオに組み付こうとしたカンプザーノだがセルジオまたノーアームギロチン。堪えて外した。カンプザーノタックル。下になるセルジオ。ハーフ。フルガードに戻すがカンプザーノが上からパウンド。下からディフェンスするだけのセルジオ。やや疲れているか。三角に捕らえたが外される。残り80秒で蹴り離して立つセルジオ。打撃戦。カンプザーノタックルも切られる。バックに回るセルジオだが振りほどいて立つカンプザーノ。セルジオが投げて上になった所でホーン。
3Rはカンプザーノ。
30-27×2、29-28でペティス勝利。フルマークが2人か。3Rは下になっていた時間が長かったからどうかと思ったが。Sherdogは3R三者ともカンプザーノ。
セルジオ、下になるのを厭わないタイプだが、それにしても簡単に下になりすぎる部分があった。本来フライ級のカンプザーノに体格では負けていたし、落とせないわけでないならまずフライ級でやった方が良さそう。