格闘技徒然草

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★UFC on FOX9:第6試合・ダニー・カスティーリョ vs. エジソン・バルボーザ

ライト級。
ライト級ナンバーワンストライカーで、バックスピンハイキックでのKOはUFCが続く限り語り継がれていくであろうバルボーザだが、なぜかUFCの扱いは良くない。今回で4試合連続のプレリム出場。なかなかランカークラスとの対戦が回ってこない。
ダニカスはUFC6勝2敗。メイン・セミ・セミ前に出場するベナビデス・フェイバー・メンデスと同じアルファメール勢。バルボーザにとってはUFC参戦以来もっともレスリングが強い相手との対戦か。
カスティーリョの地元だけに声援を貰う。
タックルで組み付いたカスティーリョだが切られる。軽いフットワークから打撃を打ち込むバルボーザ。カスティーリョまたタックルを切られるが、タックルのフェイントからパンチで飛び込みダウンを奪う!すぐ立ったが更にパンチをヒットさせるとテイクダウン!バックチョーク!足のクラッチを外して回転して脱出したバルボーザ。バルボーザの珍しいガード。下から三角も外してカスティーリョパウンド!バルボーザはダメージからは回復しているか。しかしまたバックに回りチョーク。またスピンして脱出。インサイドからヒジ!バルボーザ頭部から出血。パウンド連打。凌いでいるバルボーザ。ホーン。
バルボーザ、ヴァーナー戦の悪夢再びと思われたがなんとか耐えぬいた。ダメージが心配。
2R。重いローを入れるバルボーザ。動きは戻っているように見える。スピニングキックをボディに入れるバルボーザ。カスティーリョまたタックル風に飛び込んでパンチ。バルボーザの強烈なロー!スピニングバックキック!頭をかすめた。距離を取って蹴りを入れていくバルボーザ。ローをカット出来ていないカスティーリョ。スピニングキック失敗でバランスを崩したところにパンチを貰うバルボーザ。しかしまたローキック地獄に。バルボーザの蹴りの距離でカスティーリョ攻め手無し。パンチが入ってカスティーリョダウン!バルボーザパウンドからアナコンダ!決まらなかったがまた上になりパウンド。離れた。ホーン。
2Rはバルボーザ。カスティーリョ2Rはいいところなし。完全にバルボーザがペースを握り返した。
3R。パンチから最後はローを入れるバルボーザ。ローの音だけでここまで会場が沸く選手は他にいない。しかしカスティーリョもまだ足を痛めている様子はない。前に出てパンチを打ち込む。タックルに入るが切られる。カスティーリョまたパンチ。ちょっと入った。バルボーザのスピニングキックがボディに突き刺さり効いたカスティーリョ。前かがみになる。バルボーザは前に出てパンチを打ったカスティーリョにカウンターの左。残り40秒でタックルに入るバルボーザだがさすがに切られる。残り時間わずかでバルボーザは距離を取ってエスケープ。タイムアップ。
3Rもバルボーザ。
判定。29-28×2、28-28の2-0でバルボーザ勝利。
1Rは10-8つくかどうか微妙なところ。カスティーリョがパウンドでかなり攻勢を取っていたが、バルボーザは防御できていたので。
またパンチをもらって危ない場面を見せたバルボーザ。組みが強い相手だけに、警戒しすぎて打撃の防御が疎かになったか。今日は下からの攻めやアナコンダを見せるなど組み技の引き出しも開けて見せた。ランカー相手だと穴が見えそうだが、メレンデスやネイト・ディアスと戦ったらどうなるか見てみたい。