格闘技徒然草

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★UFN35:セミファイナル・ロレンツ・ラーキン vs. ブラッド・タヴァレス

ミドル級。
セミもミドル級でUFC vs. Strikeforce。元Strikeforceファイター・ラーキンは、ロックホールドのミドル級王座に挑戦する予定だったが、実現しないままイベント消滅。UFCデビュー戦でカーモンに敗れたが、2戦目でクリス・カモージーに勝って現在ランキング13位。タヴァレスはスタンド膠着の多い選手だが、日本大会で福田を下すなど、4連勝でセミまで上がってきた。
タヴァレスが先にパンチを出してくる。ラーキンはちょっと様子見か。両者とも牽制の打撃が続いていたが、残り90秒を切ってラーキンがギアを上げた。強いパンチを打ち込む。組み付いたタヴァレスがスタンドでバックに回る。パンチを打ち込むがホーン。
1Rは前半の手数でタヴァレス。
2R。ワンツーをヒットさせたタヴァレス。ラーキン右アッパー。左右の重いパンチ。タヴァレスはパンチ四連打。2Rも手数を出すのはタヴァレス。タックルで飛び込むと、シングルレッグに切り替えて倒す。すかさずバックに回るとたすきでバックマウントを奪取。抱えたまま動きがない。ラーキン反転。タヴァレスは下から十字狙い。防いでいるラーキンだがホーン。
2Rもタヴァレス。
3R。さすがにプレッシャーを強めてきたラーキン。しかし倒さなければ勝てないという意識はないのか、手数は増えてこない。ケリにタックルを合わせたタヴァレス。がぶったラーキンはギロチン。外れた。スクートになるが距離を取って立たせるラーキン。またタヴァレスタックル。金網まで押しこむとラーキンは側頭部にヒジ連打。ガンガン打ち込んでいる。タヴァレス動きが止まった。離れ際にアッパーを入れるラーキン。タヴァレスシングル。切られた。またタックル。タイムアップ。
3Rは終盤のヒジ連打もあってラーキンか。
三者29-28でタヴァレス勝利。
これで5連勝。ランカーを下したことでこれでランキング入りは確実に。地味に勝ち上がってきている。