格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★IGFがMMAメインのイベントを定期開催。4月両国で石井 vs. フィリップ・デ・フライ決定

http://efight.jp/news-20140206_27880

MMA総合格闘技)ルールの試合をメインにしたシリーズ『INOKI GENOME FIGHT』。その第一弾大会である4月5日(土)東京・両国国技館のメインイベントで、IGFチャンピオンシップ王者・石井慧(ブラック・ハウス/レインMMA)がフィリップ・デ・フライ(イギリス)とノンタイトル戦で対戦する。

非北米メジャーの選手としてはなかなかの強豪のフライと。ここ最近のIGFでの石井の試合ではもっとも厳しいクラスの相手になる。

「今年は全勝で行きたいと思います」と全勝宣言を行った石井は、「ノンタイトル戦でも負けたらベルトを返上する」との決意を明かし、「出られる大会は全部出たい。年間で4試合が目標です」とした。また、8月大会では「フランク・ミアとやりたい」と、UFCアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラから史上初の一本勝ちとTKO勝ちの2勝を収め、ミルコ・クロコップをもKOした強豪選手との対戦を希望した。

まだリリースされたという情報は入っていないミアだが、IGFなら十分なファイトマネーを用意できそう。ただ、そこまでして石井の世間的なステータスが上がるかというと疑問だが。実績的にはとっくにUFCと契約できるレベルの石井ではあるが、一方でランキングに入れる実力があるかというと、それも厳しいだろう。国内で戦っていくにしても、世間的知名度が低いわりに強い選手ばかりで気の毒。
http://efight.jp/news-20140206_27877

今年のIGFは『INOKI GENOME FIGHT』と題したMMAルールの試合をメインにしたシリーズを年2回、プロレスルールの試合をメインにしたシリーズ『GENOME』を年2回、そして両大会のオールスター戦となる大みそかの両国国技館大会『INOKI BOM-BA-YE 2014』を開催する。

『INOKI GENOME FIGHT』は第1回大会を4月5日(土)東京・両国国技館で開催。第2回大会は8月に東京での開催を予定している。MMAとプロレスの割合は7:3か8:2を予定。プロレスがメインの『GENOME』でもMMAの試合を数試合組む。全大会、地上波でのテレビ放送も予定されているという。

過去のIGF猪木祭り同様、あくまでプロレスMMA混合イベントにこだわる模様。MMAの方は石井がエースとして、その他の試合をどれだけ組めるのだろうか。便利屋ミノワマンをはじめ、MMAも出来るプロレスラーは多いかもしれないが、継続開催するなら専属のMMAファイターが欲しいところ。青木はONE FC、北岡はDEEPが主戦場になるのだろうし、青木の相手にTOSHIを連れてきたりするのを見ると、国内のルートはあまりなさそうに見えるが。

また、若手や無名の選手を対象とした『Road to INOKI BOM-BA-YE』と題したトーナメントをオープニングで開催。1回戦を4月大会、準決勝を8月大会で行い、決勝戦は大みそかの本戦で行われる。階級は無差別級。

無差別級……。DEEPメガトン以上のレベルになるのかどうか。