格闘技徒然草

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★RoadFC14:第2試合・チョ・ナムジン vs. 山上幹臣

フライ級。
VTJでマモルを破った山上。前回は自身初の国際で、HEATの金網でタイ人と対戦したが、総合での勝利がない相手で勝って当然。今回は初の海外での試合となる。アウェイだが赤コーナー側という扱い。相手のナムジンは修斗でBJを破っている(ただし、体重オーバー)。
やはり長身が武器になる山上。ナムジンより頭一つ大きい。飛び込んでパンチを入れたナムジンだが山上はすぐに組み止めて金網に押し込む。テイクダウンを狙う。体を入れ替え合う。ナムジンが外掛けでテイクダウンを狙ったが凌いだ山上。ダブルアンダーフックからテイクダウン成功。すぐガードを取ったナムジン。距離を取って殴ろうとしたところでナムジンに立たれる。またテイクダウンを狙うとナムジンギロチン。クロスガードで引き込みつつ決めに行く。全力で絞めているが、山上は手を振って効いてないアピール。外れた。すぐ金網を使って立つナムジン。今度はナムジンが外掛けテイクダウン。パスしてサイドについた。山上も立ち上がるのに成功。そのままバックを狙っていく。足を胴にフックしチョークを狙っていくが残り時間わずか。ナムジンが反転して上になった瞬間にホーン。
1Rは大差はなかったが、ギロチンが決まってないならポジションで上回った山上のラウンドか。でもたしかイーブンもあるはず。それにナムジンのギロチンは決まってなくても一本を取りに行った動きということで評価をするというジャッジもありうる。
2R。左右のフックを振り回しつつ出て行ったナムジン。山上のカウンターでバランスを崩すが、組みに来た山上からテイクダウン奪取。ハーフから鉄槌で削るナムジン。金網を使って立とうとする山上にまたギロチンを狙うナムジン。得意なのか。また引き込んで決めに行く。反転してマウントの体勢に。しかしギロチンは浅いか。抜けたがマウントキープ。残り1分半。金網を蹴って脱出しようとする山上だがちょっと距離がある。ナムジンパウンド。亀になった山上のバックに回って四の字ロック。山上が脱出しようとしたところでホーン。
2Rはナムジン。アウェイということもあり、山上は3R勝負に出ないとまずい。スタミナはどうか。
3R。ホーンと同時にタックルに来たナムジン。受け止めるが金網まで押される。体を入れ替えると首相撲から膝を入れる山上。また入れ替えたナムジン。外掛けで倒した。ガードを取っている山上だが背中をべったり付けてしまっている。パウンドを落としながらパス。山上亀に。バックマウントになる。回転して凌ごうとする山上だがナムジンパウンド。後頭部気味。回転して上を取り返した山上。ナムジンのバックに回る。ほぼマウント。ガードに戻し金網を使って立つナムジン。また外掛けテイクダウン。倒された山上。山上立つと逆に上を取る。残り時間がない。タイムアップ。
3Rもナムジンか。
ポイントは韓国語なのでわからなかったが3-0でナムジン勝利。
RoadFCで負ける日本人選手の典型だった。実力では上回ってる相手に気持ちで負けてしまう。