格闘技徒然草

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★UFN36:第3試合・フィリッピ・アランテス vs. マキシモ・ブランコ

フェザー級
真騎士は前々回に判定でようやく金網初勝利を挙げたが、前回のアキラ・コラッサーニ戦ではグラウンド状態の相手に顔面膝を叩き込んで反則負け。つい打ってしまったというならまだしも、ルールを分かっておらず勝ったと思いバック宙を見せたのはいただけなかった。ルールも理解しない程度の研究しかしていないのであれば見通しは暗い。
ストライカーのアランテスはUFC2勝2敗1分け。打撃戦になるか。
いきなり組みついていった真騎士だが四つになるとアランテスが体勢を入れ替えてボディに膝。離れる。パンチで出た真騎士。金網際まで追い詰めてラッシュ。アランテスがガードを固めたところにダブルレッグでテイクダウン成功。しかしアランテスのガードに攻めあぐみ離れる。またパンチで出て行った真騎士。金網まで追いこんでまたラッシュするとアランテスはディフェンスを固める。さらにラッシュするがアランテスもパンチを返して引き剥がした。残り1分。ちょっと後退した真騎士。アランテスが飛び膝。さらに右フックがヒットし真騎士ダウン!すかさずバックに回りチョーク。外したがバックを取られている。腕十字を狙ったアランテスだがホーン。
1Rはアランテス。せっかくリードしていた真騎士なのにラスト1分の攻防で引っくり返されてしまった。
2R。ローで足を払って倒した真騎士。すぐに追いかけて押さえ込む。密着してのコツコツパウンドにブーイングを貰うと、体を起こして殴ろうとするが、アランテスの三革に捕まる。バスター2連発で外したが、さすがにグラウンドはまずいと見たか立たせてスタンドへ。アランテスがシングルレッグに入るが片足で耐えた真騎士。しかしプレッシャーを欠けているのはアランテス。真騎士疲れてる?手が出てない。ガードも下がり気味。アランテスも手数は少ない。アランテスの首相撲をパンチで引き剥がしたが、スタンドでは後退が続く。と、真騎士タックルへ。簡単にテイクダウン。密着したまま休んでいる真騎士。コツコツヒジ。コツコツ肩パンチ。ブレイクがかかる。タイムアップ。
2Rは微妙。最後の攻防で真騎士が取れたと思いたいが、上になってもあまりにも展開がなかった。そしてスタミナが切れているなら3Rも厳しい。
3R。先手を取っていった真騎士。右ボディから左フック。タックルへ。シングルに入るが切られて逆にバックに回られそうになる。引き剥がした真騎士。しかしローキックがアランテスの股間に入りタイムストップ。かなりクリーンヒットしてファールカップにヒットするカポーンという音が聞こえた。真騎士1点減点…。もうKOしないと勝ちはない真騎士。休んでいる間にスタミナも回復したのか、1R序盤の動きが戻ってきた。動物的な動きで打撃を打ち込んでいきタックルへ。しかしバックに回られる。前に落とすがアランテスが腕十字狙い。なんとか防ぎきったがアランテスに立たれる。アランテス逆にダブルレッグでテイクダウン。スイープで体勢を崩して立った真騎士。またアランテスはタックルに。がぶった真騎士。そのまま押し込んでパンチを入れるアランテス。残り1分。真騎士、予備のガスタンクも空になったか。パンチを打ち込むが手打ち。アランテスに押し込まれてパンチを貰う。ホーン。
3R微妙…。仮に真騎士が取っていたとしてもドローだが。
三者29-28でアランテス勝利。
真騎士のスタミナ切れは減量失敗の影響もあったか。1勝3敗ではさすがにリリースだろう。