格闘技徒然草

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★UFN36:第4試合・ユーリ・アルカンタラ vs. ウィルソン・ヘイス

バンタム級
残り1時間半で4試合のため食い気味に次の試合開始。
ランキング10位のアルカンタラ。前回はユライア・フェイバーと対戦。序盤に投げからマウントを奪い優勢な場面を作ったが、以降は修正したフェイバーに圧倒されて判定負け。弟イルデマーとはFX7以来の兄弟揃い踏みとなる。
相手のヘイスはUFC165でいきなり当時ランキング10位のアイヴァン・メンジヴァーを下したが、現在もランキングには入っていない。柔術家で、メンジヴァーを塩漬けにして勝利した。
グラウンドで激しいポジション争い。バックを狙ったヘイスだが前に落とされアルカンタラが上に。パウンドを落とす。立ったヘイスが四つから投げを狙うがアルカンタラ潰して上に。しかしヘイスリバース。ハーフからパスを狙っていたがブレイク。やけに早いし攻めていたのに謎。組み付いていくヘイス。金網を使って耐えたアルカンタラ。離れた。パンチでスリップダウンしたヘイスにアルカンタラパウンド。上に乗るがヘイス返して脱出。ヘイスタックル。テイクダウン成功。しかしアルカンタラすぐに立って逆にテイクダウン。バックに回りチョークを狙うがホーン。
僅差の1R。ややアルカンタラか。
左フックでダウンを奪ったアルカンタラ!パウンド!潜りスイープで凌いだヘイス。アルカンタラは下から三角を狙ったがヘイスは外してパス。マウント!パウンド連打。肩固めを狙ったが入れず。金網を蹴ってリバースしたアルカンタラ。鉄槌連打。また潜ろうとしたヘイスだが潰される。パウンド落としたアルカンタラだがヘイス起き上がって逆にテイクダウン。残り1分。インサイドから細かいパウンドを落とすヘイス。バタフライで浮かせるアルカンタラだが返せず。ホーン。
2Rはややアルカンタラ。一進一退の攻防で動きもあっていい試合なのに全く沸いてない。観客がブラジル人同士の対戦には興味はないのか。
弟同様、3Rになって慎重になるアルカンタラ。ヘイスタックル。ケージまで移動して堪えたが、ヘイスはハイクラッチに切り替えてテイクダウン成功。パスを狙いつつパウンドで削る。アルカンタラ、耐えるだけで逃げられない。ヘイスはパウンドを入れ続ける。隙を見てようやく立ったアルカンタラだが残り1分。足を刈ってテイクダウンするとアルカンタラはパウンド。残り時間がない。タイムアップ。
3Rも微妙だが上になっていた時間の長さでヘイスか。しかしどういう結果になってもおかしくない。
29-28ヘイス、30-27アルカンタラ、30-27アルカンタラ。スプリットでアルカンタラ勝利。
ブーイングも少し飛んでる。3Rに少しトーンダウンしたがお互い攻めていていい試合だった。でもこれだけ会場が沸いてなくてファイト・オブ・ザ・ナイトはあるんだろうか。