格闘技徒然草

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★TUF Chinaフィナーレ:第4試合・徳留一樹 vs. ナム・ウィチョル

ライト級。
RoadFCライト級王者ナム・ウィチョルのUFCデビュー戦。RoadFCでは何度も日本人との対決が組まれており、岡澤弘太、岩見谷智義、鳥生将大、久米鷹介(×2)のパンクラスランカー陣に全勝。しぶといテイクダウンで久米を苦しめた。
同じく元パンクラスランカーの徳留だが、UFCでの経験は徳留が上。日本大会では元シュートボクセ柔術コーチのクリスチアーノ・マルセロに勝利。前回はTUF Smashesウィナーのノーマン・パークと互角の攻防を繰り広げたが、接戦の末判定負け。UFCでは打撃戦で打たれてもひるまず打ち返す気持ちの強さを見せている。
いきなり出てきたナム。ラッシュ!もらった徳留。ちょっとぐらついたが四つで組んで休む。その体勢からヒジ。離れた。そこでナムのパンチを貰ってダウン!すぐ立ったがナムラッシュ!徳留強気に打ち返すがもらってる。また四つに組むが引き剥がした所に右フックをもらいまたダウン!パウンド。凌いでる徳留。インサイドからヒジ!十字を狙ったがかまわずパウンド。相当効いてる。パウンドが的確で強い。徳留、足も効かなくなってきた。立った。しかしすでに顔面が腫れてる。ナムもちょっと攻め疲れか。離して殴る徳留。入ったが次のタックルは潰され下に。ナムも疲れてるが徳留も消耗してる。残り1分。またスタンドでナムのパンチがヒット。疲れて体が流れてるがそれでも強いパンチをヒットされる。徳留またダウン。タックルをスプロールして殴るナム。ホーン。
1Rナム。10-8もある。左目が腫れている徳留。ドクターチェックするが続行。
2R。徳留レッグダイブでテイクダウン!そのまま足をまたいで抑えこむ。ケージを使って立とうとするナムだが抑えつけて殴っていく徳留。ナムは疲れもあるのか動けない。バックに回って殴る徳留。細かいパンチでダメージは大きくないが、ナム動けず殴られ続ける。徳留のコツコツパンチにブーイングが起きるが次第に強いパンチになってきた。ナム完全にガス欠。打たれるまま。残り1分。仰向けになったナム。ハーフ。徳留は押さえ込んだままヒジ。ホーン。
1R10-8ならこのラウンドも10-8ありそう。
3R。徳留の敗がヒット。しかしナムのパンチを貰って膝をつく。徳留タックル。こらえているナムだが倒して両足をまたぐ。立とうとするナムと抑えこもうとする徳留。寝かせた。ハーフで抑えこむ。潜ってきたナムだが徳留上をキープ。ナム立った。またタックル。しかし潰され下に。金網を使って立とうとする徳留だが寝かされた。押さえ込みながら殴るナムだがバタフライで浮かせて立った。ナムタックル。テイクダウン。また立とうとする徳留。残り1分。徳留も疲れてる。またフックガードで浮かせて立つ。残り30秒。膝を入れるナム。殴り返した徳留。最後にまたタックル。徳留がテイクダウンしたところでホーン。
3R次第。上になっていた時間なら徳留だが、スタンドでの打撃ではナム。ややナムか。
29-27、27-28、29-28の2-1でナム・ウィチョル勝利。
徳留敗れたが1Rあれだけ圧倒された状態からよく盛り返した。連敗だがこの内容なら生き残りもある。そしてウィチョルはやっぱり強かった。スタミナ配分を間違って2R全く動けなかったが、ガス欠になっても心が折れずに逆襲してくる所が強い。