格闘技徒然草

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★UFC171:第3試合・ウィル・カンプザーノ vs. ジャスティン・スコッギンス

フライ級。
VTJで所に微妙な判定勝ちをした後、緊急出場の代役でUFC参戦を果たしたカンプザーノ。本来のフライ級ではなくバンタムでペティス弟と対戦し、優勢な場面も作ったものの判定負け。今回はフライ級に戻しての試合。
相手のスコッギンスもUFC2戦目。セルジオ・ペティスに続いてUFCの現契約選手中2番目に若い21歳。空手・キックがバックボーンのストライカーで、キックでは世界タイトルも持っている。UFC初戦ではリッチー・ヴァスリックにパウンドでKO勝ち。
カンプザーノもまだ本来の実力は見せていないと思うが、オッズでは大差でスコッギンス優勢。
空手やローキック禁止のキックっぽい半身の構えでスイッチするスコッギンス。タックル。タックルでテイクダウンしたが、カンプザーノはケージを使って立つ。また打撃戦。飛び込んでパンチを入れると首相撲から膝を打つスコッギンス。積極的に打撃を出していく。カンプザーノが出た所にカウンターのタックル。テイクダウン。またケージ立ちしたカンプザーノだが、スコッギンスは立ち際にパンチを入れる。打撃を先に出していくのはスコッギンス。左ハイ。ガードの上。スコッギンスダブルレッグに入ってテイクダウン。残り30秒で亀になったカンプザーノ。立った。ホーン。
1Rはスコッギンス。カンプザーノは後手後手。
2R。ガードをおろした半身の構えからミドルやサイドキックを放つスコッギンス。シングルレッグに入ったところにカンプザーノカウンターのギロチン!タイトに入っていたが抜かれた。ハーフからフルガードに戻したカンプザーノ。バックを許したカンプザーノだがフルガードに戻した。しかしまた亀に。バックマウントを狙ったスコッギンス。カンプザーノ仰向けになりハーフ。ブリッジで脱出してスタンドへ。カンプザーノのパンチをかわしてカウンターを入れたスコッギンス。ホーン。
2Rもスコッギンス。下になってから立つまで時間がかかってしまった。
逆転を狙って出てきたカンプザーノ。スコッギンスのタックルを切る。さらに出て行くとカンプザーノのタックルにカウンターのアッパー。しかしそのまま押し倒されて下に。パスしてマウントになったスコッギンス。ガードに戻したカンプザーノだがスコッギンスはパウンド連打!カンプザーノまた亀に。バックからパウンド。仰向けに戻ったもののサイドを取られている。また亀。パウンド。ガードに戻したカンプザーノだがパスされる。亀から立ったがすぐテイクダウンされた。ハーフからヒジ&パウンドで削るスコッギンス。下から何も出来ないカンプザーノ。タイムアップ。
三者30-27でスコッギンス勝利。
スコッギンスはスタンドでもグラウンドでもアグレッシブ。常に先手を取ってペースを作っていく。カンプザーノはギロチン以外に良いところがなかった。リリース危機か。