格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC on FOX11:第9試合・ハファエル・ドス・アンジョス vs. ハビブ・ヌルマゴメドフ

ライト級。
ランキング5位アンジョス vs. 7位ヌル。ランキングではセミ前に組まれたセラーニ vs. バルボーザよりも上の二人。
ヌルマゴメドフは現在MMA21戦全勝。UFC5戦全勝。いよいよタイトルが見えるところまできたが、2月に計画されていたメレンデス戦がメレンデスの契約問題で消滅。メレンデスはそのままペティスのタイトル挑戦が決まったことを見ると、試合が組まれていて勝っていれば次の挑戦者はヌルだったかもしれない。コンバットサンボ王者だが、試合ではむしろレスリングでスタンドバックを奪い戦う展開が多い。
対するアンジョスは初期は勝ったり負けたりの選手だったが、Evolve MMAで打撃が向上してからは勝ち出して現在5連勝中。前回はドナルド・セラーニ相手に正面から打ち合い、打ち勝って勝利。初期のタックルから攻めていた頃とは別人になっている。
プレッシャーをかけていくアンジョス。お互いフェイントを交えつつ牽制。ヌルマゴ出てきた。タックルへ。四つからサバ折りで強引にテイクダウン。アンジョス金網を使って立つ。ヌルマゴはシングルレッグで振って倒そうとするが今度は耐えたアンジョス。離れる。ミドル・ハイを打ち込むアンジョス。ヌルマゴはパンチで出てタックルへ。倒すがアンジョスは下から木村。腕を抜いたヌルマゴ。アンジョス立つ。アンジョス首相撲からの膝で引き剥がすがヌルマゴのアッパーがヒット。パンチの後すぐに組み付くヌルマゴだが倒せず。また離れた。ミドルを入れるアンジョス。残り時間わずかになって前に出てきたアンジョス。打ち合いに。ホーン。
1Rはテイクダウンとコントロールでヌルマゴ。ややヌルマゴペースの試合。
2R。アンジョスがプレッシャーを強める。ヌルマゴはパンチの後やっぱりタックル。倒されたアンジョスはギロチンに抱える。力を入れるが首を抜かれた。立とうとするがヌルマゴがバックを取りコントロールして立たせない。このバックコントロールが強いヌルマゴ。攻めさせていないアンジョスだがこの展開だとポイントを取られてしまう。ヌルマゴ一度離してまたテイクダウン。アンジョスまたギロチンも簡単に抜かれる。クロスガード。ヌルマゴ肘。アンジョス十字を狙ったが立たれた。アンジョスの立ち際にパンチを打ち込むヌルマゴ。ホーン。
2Rもヌルマゴ。
3R。逆転を狙って打撃を打ち込むアンジョスだがヌルマゴまたシングル。耐えた。タックルに行くアンジョスだが内股で投げたヌルマゴ。ハーフに。フルガードに戻したアンジョス。足関を狙ったが不発。がっちり抑えこんで打撃を入れていくヌルマゴ。腕十字を狙うも腕を抜かれる。またバックキープに。最後にパウンド。ホーン。
3Rもヌルマゴ。
判定3者ともフルマークでヌルマゴ勝利。
すっかり地味なポジションキープの選手になったヌルマゴだが、このスタイルでタイトル獲得までたどり着けるか。