格闘技徒然草

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★UFN44:第9試合・セザール・フェレイラ vs. アンドリュー・クレイグ

ミドル級。
地元テキサスのクレイグ。UFC戦績は3勝2敗。大物クリス・レーベンにも勝利している。4月にクリス・カモージー戦が組まれていたが、計量当日に急病のため欠場した。
フェレイラはTUFブラジル1のウィナー。ローカル時代を含めて今回が初の海外での試合となるが、その上相手のホームでの試合。地元ブラジルでは実力マシマシになるTUFブラ勢だが、先日カナダで試合をしたサラフィアンのように、ブラジルプロテクトが外れる選手も出てきた。フェレイラのセコンドにヴィトー。
クレイグのミドルにパンチを合わせてスリップダウンを奪うフェレイラ。すかさずがぶるとアナコンダ狙い。抱えつつ肩に膝を入れていく。アナコンダクラッチを外して立ったクレイグ。スタンドで打ち合いだが判定が続いて客の集中力が切れ気味。奇声が飛びかう。左を打ち込むフェレイラ。頭部をカットしたクレイグはサークリング。両者見合いが続く。フェレイラがタックルで飛び込みテイクダウンを奪う。すぐ立ったクレイグ。ホーン。
1Rはフェレイラ。
2R。1R以上に観客の奇声が飛んでいる。見合い多めの打撃戦。後半に入ってフェレイラタックル。止められたが押し込んで膝。離れてまた見合い合戦。スピニングバックキックを放つフェレイラ。ホーン。
どちらとも言えないラウンド。
3R。フェレイラカウンターの肘。こめかみあたりを切られたクレイグ。タックルで飛び込んだフェレイラがそのままスラムでテイクダウン。立とうとするクレイグからバックマウントを取る。四の字でホールドしつつチョーク狙い。クレイグはフェレイラの腕を抑えつつ、バックのフェレイラを殴って抵抗。体を伸ばして何度も絞めを狙うフェレイラ。防がれているが時間は稼ぐ。足のフックを外して立ち上がったクレイグ。立ち際に右ハイを入れるとぐらついたフェレイラ!会場ようやく沸く。攻めこむクレイグだが時間がない。ホーン。
もう一度見てみると、ハイでぐらついたのは、ダメージじゃなくて足首がもつれただけのように見える。最後の攻防だけでクレイグに入るマジックがあるか。
29-28、29-28、30-27でフェレイラ勝利。妥当。