格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★GRANDSLAM:セミファイナル・清水俊一 vs. 飛猿 No.2

UFCを1試合でリリースされた清水。UFCをリリースされたことで、まだ20代なのに周りから引退するだろうと言われて辛かったとのこと。今回からフライ級に転向。
相手の飛猿 No.2は修斗バンタム級(56kg)王座決定戦で神酒龍一とドローの後、再戦で判定負けし王座獲得ならず。再起をかけ、初の修斗以外のMMAに挑む。
UFCではフィジカルで負けていた清水だが、さすがに日本でこの階級なら問題なし。序盤、飛猿が打撃を入れていく。パンチをキャッチした清水が腕を脇に抱えてアームロックを狙うがバックを取った飛猿がパウンド。正対した清水だが立たれる。スタンドでは飛猿がパンチを入れていく。清水は寝技を狙っているのかもしれないが手が出ない。牽制の打撃のみ。飛猿シングルレッグ。倒せないが離れ際にパンチを入れる。ゴング。
清水はフライ級での自身の動きを確認するような1R。ほぼ牽制のみで1Rは飛猿。
2R。前に出た清水だが飛猿のパンチを貰う。ローでこかされた清水。追い打ちに来た飛猿をテイクダウンし上になるが、すぐ立たれてしまい、亀の所でパウンドをもらう。立った飛猿。打撃戦へ。清水もパンチを出していくがボクシングでは飛猿。パンチで出て行く清水だが飛猿を崩すところまで行けず。ゴング。
2Rも飛猿。清水は減量の影響なのか、本来の動きができていない。
3R。タックルに入るもがぶられる清水。またスタンドへ。打撃戦。飛猿のパンチがヒットする展開。清水が消極的とのことで口頭注意。清水タックル。倒したが押さえ込めず、すぐに立たれてしまう。残り1分。手を出していく清水だがパンチが手打ち。飛び膝から組み付いてアームロックを狙ったが振りほどかれる。出て行く清水だがパンチを貰っている。ゴング。
判定。長南30-27、大沢29-28、中井30-27。3-0で飛猿勝利。大沢はどこを見て清水に1R与えたのだろうか。
今日の試合を見る限り、清水のフライ級転向は失敗に見えた。組み付いても簡単に振りほどかれていたし、力が入っていないように見えた。