格闘技徒然草

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★UFN46:第8試合・ブラッド・ピケット vs. イアン・マッコール

フライ級。
3月に組まれていたが、マッコールが負傷欠場。ピケットは代役のニール・シーリーに判定勝ちしている。
ランキング3位だがUFC戦績は1勝2敗1分けのマッコール。相手が強豪すぎるためではあるが。前回はランク外のイリアルデ・サントス相手にアウトボクシングでようやくUFC初勝利。
地元イギリスのブラピは前回からフライ級転向し現在ランキング9位。現王者DJに勝っている数少ない選手の一人なので、ここでランキング3位のマッコールに勝てばタイトル挑戦のチャンスも出てくるが、フライ級デビュー戦は代役のニール・シーリーに健闘させ過ぎた。35歳での階級転向が吉と出るか凶と出るかはこの試合ではっきりする。
イングランドのピケットにブーイングでアメリカのマッコールの方が歓声がある。
パンチで攻め込むピケット。タックルに入るが、ケージに押し込んで放ったピケットの膝がローブローに。再開。マッコール組み付いてバックに回るが正対して押し込むピケット。ヒジを入れて離れたピケット。プレッシャーをかけるピケット。タックルに入るが入れ替えたマッコールが膝を入れて離れる。フットワークを使うマッコール。ピケットが倒す気まんまんのパンチを打ち込むがヒットしない。逆にマッコールのパンチがヒット。ピケットパンチで飛び込んだがホーン。
1Rはパンチのヒット数でマッコール。
2R。会場が異様な雰囲気になってきた。マッコールのフットワークに空振りを繰り返すピケット。マッコール組み付いてテイクダウン。マウント!ブリッジで返そうとしたが返せず、ハーフに戻したピケット。ハーフの足を抜こうとした瞬間に立つ。スタンドではマッコールを捕まえられないピケット。マッコールは飛び込んでのパンチとタックルで幻惑。それでも出ていきパンチをふるうピケット。一発当てて倒す作戦なのかもしれないがホーン。
2Rもマッコール。
3Rも展開は変わらない。もっともピケットはもう倒すしかないから、結局一発狙いで攻めるしかない。ピケットのいいパンチがヒットしたが浅かった。ケージに詰めてパンチを打ち込むが逆にパンチを貰う。マッコールがレッグダイブでテイクダウン。下からキムラを狙ったピケットだが、マッコールがパスしてマウント。ハーフに戻すが残り1分。やたら攻めろとアピールするレフェリー。細かいパウンド・ヒジを入れ続けるマッコール。ピケット残り時間わずかで立ち上がるがホーン。
3Rもマッコール。
30-27×2、29-28でマッコール勝利。
勝ったが過去DJに2連敗をしていることを考えると、次の挑戦までもう1試合挟む必要があるかもしれない。