格闘技徒然草

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★UFN46:セミファイナル・グンナー・ネルソン vs. ザク・カミングス

ウェルター級。
伝統派空手グラップリングのネルソンはUFC3連勝中で現在ランキング13位。4連勝中のライアン・ラフレアと対戦予定だったが、負傷欠場でUFC2戦全勝のカミングスに。オッズでは今大会一番の差がついている。カミングスも一本勝ちが多いグラップラーだが、柔術茶帯で、得意分野で上を行かれているネルソンが相手というのは相性が悪い。
アイスランドのネルソンは普通にホームの扱い。足を前後に開いた伝統派空手の構えのネルソン。会場はまたチャント。パンチから組み付いたネルソン。カミングスが膝を入れるがネルソンが膝で引き剥がす。ネルソンの右が顔面にヒット。ネルソンはじっくり見ていってるが、会場のボルテージはそんなことは関係なくMAXに達している。ヒット&アウェイでパンチを入れていったネルソンだが、前に出た瞬間にバランスを崩してスタンドでバックを取られる。しかし正対して引き剥がした。ネルソンの距離感に阻まれ攻撃がヒットしないカミングス。しかしケージに詰めてラッシュ。ホーン。
1Rはヒット数だけならカミングスだが…。微差なのでわからない。Sherdogのジャッジは2者カミングスで1者イーブンだが、地元判定で逆になっている可能性も。今のところは変な判定はないが。
2R。プレッシャーをかけるカミングス。ネルソンは距離を取り、飛び込んでパンチをヒットさせるが、そこにパンチを返すカミングス。ケージに詰めて連打。さらに組み付くと押し込んで膝。押し返したネルソン。離れる。攻撃を貰わないが、手が出ないネルソン。手数少なすぎ。右ミドルを打ち込むがキャッチされる。テイクダウンを狙ったカミングスだがネルソン耐えると首を掴んで引き倒す。そのままバックに回る。四の字ロック。パンチを入れてからチョークに。タップアウト。
グラウンドになったらあっさり。さすがに寝技の強さはある。しかし、それまでは結構互角だった。次はランキング上位との対戦になると思うが、スタンドでの手数の少なさは改善したほうがいい。
勝ったネルソンはトップ10ファイターとの対戦をアピール。どうせならグラップラー対決でデミアン・マイアとの試合が見たい。