格闘技徒然草

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★UFN48:第6試合・ワン・サイ vs. ダニー・ミッチェル

ウェルター級。
イギリスのミッチェルはUFCデビュー戦で判定負け。飛びつき三角や足関などのトリッキーな攻めを見せたが、スタンドレスリングが弱く、ポジションを悪くして敗れた。
ワン・サイはTUF Chinaウェルター級決勝に進んだがリーポンに判定負け。試合ではグラウンドで上になる展開が続いたが、上になっても攻めがなく判定で敗れている。
重そうな蹴りを打ち込むワン・サイ。ミッチェルレッグダイブも受け止められるがそのまま押し込み。ダブルレッグに切り替えるがワン・サイこらえている。がぶるとミッチェルは引き込み。ラバーガード。ラバーを外してパウンドを打つワン・サイ。ミッチェルも立たずに下から仕掛けていくが読まれている。スクートからパウンドを落とすワン・サイ。ミッチェルは下からが得意なのかもしれないが立つ気がない。またラバー。十字狙いから亀になったミッチェル、今度は足関を狙うがホーン。
1Rはワン・サイ。実力の釣り合いが取れていて接戦になっている。
2R。テコンドーバックボーンのミッチェルがトリッキーな蹴りからギロチンを仕掛けるが外すワン・サイ。ミッチェルまたタックル。受け止めたワン・サイ。スタンドでワン・サイの打撃をもらうとミッチェルまた引き込み。一昔前の柔術家っぽい。ワン・サイ付き合わずにブレイク。ワン・サイのパンチがミッチェルのアゴを捕らえる。ミッチェルも打ち返す。タックルに入ったミッチェル。ブレイク。大振りの打撃戦。ホーン。
2Rもワン・サイ。ミッチェルは一番の武器が下からの仕掛けなのかもしれないが、それが通用していないのでどうしようもない。
3R。クリンチからの打撃戦。ミッチェルもさすがにもう引き込みせずに打撃で勝負する模様。ミッチェルの右がヒットするがワン・サイも打ち返す。足を止めての打ち合い。ミッチェルのパンチが入って体勢を崩したワン・サイ。ミッチェルすかさず飛び膝でアタックするが、不発で仰向けに倒れてしまう。ブレイク。再開後、タックルに入るミッチェルだが時間を使われるだけ。そのままタイムアップ。
3Rはミッチェルか。
判定三者29-28でワン・サイ勝利。TUFチャイナ上がりの選手が、デビュー戦ではないUFC出場経験のある選手に勝つというのはけっこう画期的なことかもしれない。いまだUFCの平均的レベルには達していないと思うが。
メインカードは10時開始。