格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN48:第7試合・ニン・グアンユー vs. ヤン・ジアンピン

フェザー級。3月に中止になったTUFフィナーレフェザー級決勝。
グアンユーはMMA戦績3勝2敗1分け。負けた相手は現UFCファイターのカン・ギョンホと先日RoadFCで久米鷹介を破ってライト級王者となったクォン・アソル。勝った相手の戦績は1人が2勝4敗、あとの2人はデビュー戦と、ローカルでも下の方の選手ばかり。もう32歳ということもあり、今後もUFCレベルまで達することは難しいと思われる。
ジアンピンもまた中国ローカルの試合ばかりで、レベルも日本より大分下だと思われるが、戦績6勝3敗で勝った試合はすべて一本・KOなので戦績的には上。
グアンユーが組み付くと反り投げでテイクダウン。レスラーっぽい。しかし簡単にジアンピンにガードに戻される。もったいない。ジアンピン立つ。離れた。ジャブで距離を図りつつ、全力で左ストレートを打ち込んでいくグアンユー。ジアンピンが距離を取って打ち合わず、コンタクトがすくないため会場からはブーイング。グアンユーの飛び膝がヒット!どんどん出て行く。終始押されているジアンピン。ホーン。
1Rは手数でグアンユー。オフィシャルのスタッツだと4R目が用意されているが、4Rマッチなのか?ドローの時の延長用?
2R。手数が増えてきたジアンピン。相変わらず下がりながらだが、ローやパンチを入れている。グアンユーがタックル。テイクダウン。バタフライで浮かせて返したジアンピンだがグアンユーがギロチン!深いように見えたが外される。立った。強いローを打ち込んでいくジアンピン。ローブローになってレフェリーが口頭で注意するが英語がどれくらい伝わったかは不明。ジアンピン、やけくそのように気合を入れながら大振りのパンチを振り回していく。ホーン。
2Rも手数+ギロチンでグアンユー。
3R。ファイナルラウンドと言われているので4R目はない模様。見合いが続いてブーイングが飛ぶ。2分半で両者のヒット数の合計が10発だけ。勝っているグアンユーは手を出す理由はないのにジアンピンも手を出さないので両者フェイントだけの展開が続く。残り10秒になって距離を取るグアンユー。タイムアップ。
3Rはジアンピンかもしれないが、微差。
グアンユーが判定29-28×3で勝利も会場からはブーイング。褒められた内容ではなかった。ダナ・ホワイトも微妙な表情。