格闘技徒然草

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★UFN48:第8試合・ジャン・リーポン vs. ブレンダン・オライリー

ライト級。
リーポンはTUF China優勝者。MMA戦績8勝7敗で、TUF決勝の試合では引き込みを多用し、上になったワン・サイが何もしなかったので微妙な判定で勝利したが、正直レベルは低かった。
オライリーはグレコで地元オーストラリアの州王者になっているが、ローカルでの戦績は5勝0敗1NCのみ。TUF Nationsに出場したが、トーナメント一回戦で敗れた。この試合がUFC本戦デビュー。
ある意味地元向けUFCのメインとなる試合。
オライリータックル。ケージで凌ぐリーポン。投げを狙ったオライリーだが潰して上になったリーポン。オライリーはガードに。パスガードを狙う。ハーフでコツコツパンチを入れるがオライリーがブリッジでリバーサル。蹴り離そうとしたリーポンだがオライリーがインサイドガードで固める。細かいパウンド。ホーン。
両者とも上になっていた時間は同じくらいだし、上になってもコツコツパンチしかしていないのも共通。どちらに入ってもおかしくない。
2R。オライリーのタックルをがぶるリーポン。オライリー押し込み。入れ替えたリーポンが逆に押し込んで膝を入れる。払い腰を狙ったオライリーだが不発。ダブルアンダーフックに捕らえたリーポンがテイクダウン。亀になったオライリーのバックに乗る。四の字バックからチョーク。しかし防がれている。バックキープのまま2R終了。
2Rはリーポン。
3R。オライリーの右がヒット。タックルに。ケージ膠着。またスタンドでバックに回ったリーポンがテイクダウンして四の字バック。殴っていく。口から出血しているオライリー、反転できず。打たれるまま。KOするほどの威力ではないが確実にHPを削っている。返せないオライリーはバックを取られたまま殴り返している。ホーン。
3Rもリーポン。
29-28、30-27×2でリーポン勝利。
TUF ChinaウィナーはTUF Nations一回戦負けの選手よりちょっと強いという測定結果が出た。次は日本人とのレベルの比較が見たい。